2016.3.4

2016年版、分かりやすいアセットアロケーションの概要!

1.アセットアロケーションとは

投資資金をいくつかの異なる資産(アセット)に、配分(アロケーション)して運用することをいいます。
個別の投資先(○○の株、○○の社債etc)の選定よりも、このアセットアロケーションの選定の方が、資産運用のパフォーマンスに与える影響が大きいと言われています。

2.例えばどんなアセットアロケーション

例えば、日本株式20%、先進国株式20%、先進国債権10%、国内不動産30%、現預金20%、合計100%と言った感じです。
よく聞くやり方は、株50%債権50% といったアセットアロケーションでしょうか。
株式と債券は反対の値動きをすることが多いため、リスク分散が図れるというのが主な趣旨だと思います。
ただ、日本人の場合そこまで運用に回す比率は高くありませんので、価格変動の大きい株式に比重が大きくなってしまうことはあまりないと思います。
資産全体でアセットアロケーションを考えるということであれば、全体の7割程度が、預金や保険などの安全資産なのであれば、残り3割は、運用性を重視して株式100%でも良いと思います。
実質的には債権70%株式30%といった感覚に近いのではと思います。ただし、この3割は10年以上使わないお金であるという前提です。
なぜなら価格変動の大きい株式は、10年以内の短いスパンで使うお金の運用には適していないと考えるからです。
資産どういう分野に振り分けるかというアセットアロケーションを決めたあとに、そのなかで個別銘柄の配分を決めていくのがポートフォリオになります。

3.自分にあったセットアロケーションとは

セオリーをいえば、運用資産の使い道が比較的直近の場合(5年~10年)、値動きの大きくない債権 を中心としたアセットアロケーションになることが多いです。
なぜなら、直近に使う予定のあるお金を変動の大きい資産に預けてしまうと、いざ使おうと思ったときにちょうど、値下がりしてしまっているということが起こりうるからです。
10年以上先に使う予定の運用資金であれば、複利運用の効果もあり、当初金額から大きく値下がりしていることは、過去の統計的にもあまり考えられず、成長性の期待できる株式を中心としたアセットアロケーションになります。

4.2016年版、選ぶべきアセットアロケーション

セオリー通りのアセットアロケーションで、思い描いたパフォーマンスが描ければ、誰も苦労しないですよね…。
世界経済の先行きが不透明になり、今までのセオリーがともすると通じない時代になっています。
ではどうすべきか?
まず、債権の割合を高く保つのはやめましょう。現在日本を含む先進国の債権は、どこも0%すれすれの低金利です。見た目の金額は目減りしないかわりに、増えもしません。更に今後、債権の金利があがってきた場合には、金利が異常に低い債権を保有していると”お荷物”になってしまいます。
直近に使用する予定のある金額をのぞき、株式やオルタナティブ投資など比率を7割から9割まで段階的にふやしてもよいと思います。
(オルタナティブ投資について知りたい方は

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