2016.3.31

複利の仕組みと効果を正しく理解していますか?

1. 単利と複利の違い

単利も複利もお金に対する「利子の付き方」に関する計算方法で、資産運用を考える際にとても重要です。
資産運用のマニュアル本では必ずと言っていいほど複利での運用を促進していますので、これから資産運用を始められる方はしっかりと違いを理解しておきましょう。
(1)単利とは?
単利とは「当初預け入れた元本にだけ利子がつく」仕組みです。
例えば1000万円を預け入れて単利5%の場合、1年で50万円の利子が受け取れます。
1年目も2年目も3年目も……受け取る利子は毎年ずっと50万円です。
有名なところでは銀行の定期預金がこの単利方式です。
一定期間まとまった額を預けるかわりに高い利子がもらえる定期預金は人気商品ですが最近は低金利が続いており、1000万円を1年間預けてもジュース1本分の利子すらつかないこともある状況です。
(2)複利とは?
一方で複利は「元本に加え、これまで発生した利子に対しても利子がつく」仕組みです。
例えば1000万円を預け入れて単利5%の場合、1年目に50万円の利子が受け取れるのは単利と同様ですが、2年目には元本と1年分の利子を足して1050万円全体に5%の利子がつくので、52万5千円を受け取ることができます。
受け取った利子は元本に組み込まれ、元本自体が増えていき、結果的に受け取れる利子が増え、それをまた元本に組み入れ……という流れでお金がどんどん増えてく。
これが複利です。
定期預金が非常低金利ということもあり、複利で運用をする投資商品が注目されています。商品によってはリスクを認識した上で取り組む必要がありますが、預金と比べて高い利息がつくのが魅力です。

2.複利での運用は具体的にどれぐらいの効果があるの?

(1)10年でどの程度の差がでる?
複利は同じ利率であれば、単利に比べて多くの利子を受け取ることができます。
投資に初めて取り組む場合、年3%程度の安定的な運用を目指すことが多いです。
以下は300万円を利率3%で10年間運用した場合の比較になります。
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300万円は単利だと450万円、複利だと488万円になります。<br />
複利と単利の違いだけで、10年後には38万円もの差ができるのです。<br />
これ以降も続けていけば雪だるま式に利息は膨らんでいきます。<br />
資産運用のマニュアル本がこぞって複利運用をオススメするのも納得ですね。<br />
<span style=(2)元本組み入れの期間は短いほど有利に
また同じ複利でも受け取れる金額に差が出るポイントがもう一点あります。
それは「利子を元本に受け入れる期間」の違いです。
「年12%」の利子がもられる商品と「月1%」の利子がもらえる商品があり、それぞれ1000万円を預け入れた場合。
単利だとどちらも年間で12万円の利子を受け取ることができるので差はありません。
一方複利の場合には以下のような差が出ます。
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利子を元本に組み入れる期間が短ければ短いほど、利子がつく元本部分が増えていくことになるので、結果的に受け取れる金額は増えるのです。</p>
<h3>3.「単利=NG、複利=OK」ということではない</h3>
<p>単利より複利の方がお金を増やせるのなら、これから自分が資産運用する際には複利の商品だけを選んで、単利の商品には一切投資しないことにしよう!<br />
こう感じた方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。<br />
単利だからNG、複利だからOKというほど単純なものではありません。<br />
例えば手元の100円が単利で来年に110円になる商品と、複利で来年101円になる商品があったらどちらを選びますか?<br />
年利5%での商品で、購入手数料が単利なら無料、複利なら10万円かかる場合はどちらがよいですか?<br />
答えは明白ですよね。<br />
上の例は少し極端ですが、結果的に儲かるかどうかは単利か複利かだけでなく、利率や運用期間、各種手数料など様々な要素に左右されます。<br />
利子の付き方はあくまで判断材料の一つだと考え、他の要素と含めて総合的に判断するようにしましょう。</p>
<h3>4.まとめ</h3>
<p>資産運用は自分の目的に応じた商品選択が肝になります。<br />
複利運用はその選択に際しての重要な判断ポイントの一つです。<br />
それぞれの商品の仕組みを理解し、それを活かした運用をすることで効果的にお金を増やしていきましょう。</p>




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