2016.1.19

米国など海外の株や投資信託の今後の展開はどうなる?

1.今後の米国株の行方はどうなる?注目すべき米国株は?

9年ぶりに米国の政策金利が引き上げられました。このニュースは2015年度の一番の金融ニュースであったと言ってもよいでしょう。
 政策金利が引き上げられたということは、アメリカ経済が少しずつ景気回復をしてきたことをさしています。景気が回復してきたことをさす指標としては、雇用統計や住宅着工件数、失業率の改善などがあげられます。徐々に回復するそれらの数値を踏まえて、今回FOMC(連邦公開市場委員会)が政策金利を0.25%引き上げられることになりました。
 
 この決定を受けて、今後の米国株はどうなるのでしょうか?何に注目をして米国株を選んでいけばよいのでしょうか?

2.S&P500に注目

 今後、米国株の流れを予測するうえで注目してほしいことは、為替、原油、中国経済です。どの国の株価も今はグローバル社会ということもあり、マクロ経済的にみると密接に関連しています。特に株価はこの為替にも大きな影響を受けます。また2015年度の金融不安を引き起こした原因としてチャイナショック、原油安があげられます。この二つのテーマと為替に注目していくことが大切です。
 そういった相関性を踏まえて米国の指標でいうと「S&P500」という数値に注目しましょう。日経平均株価とよく比較されるのが「ダウ平均」です。それと同じように日本のTOPIXとよく比較されるのが「S%P500」です。この数値は、アメリカ経済を代表する500社の株価の動向を表していますので、よりアメリカ株の動向を知ることができるといえます。
 つまり、このS&P500の動向を受けて、業種的に好調なもの、寄与度の高いもの、ROE(自己資本利益率)の高いものなどを選んでいくことで今の時代に合った株を選んでいくことができるでしょう。では来年度の米国株はどのようになっていくのでしょうか。

3.まとめ

 来年度の米国株の行方ですが、急激な利上げは個人消費を冷やしてしまう可能性があるので小幅で年2回~4回程度の利上げにとどまると思います。11月に大統領選挙を控えていますので、8月前後をピークに山なりの株価変動になるのではと予測されます。
 原油安もいったん下げ止まり、雇用統計の向上、住宅着工件数の上昇、失業率の改善などで徐々に株価は上昇が見込まれると思いますが、結果的には今年度の年末あたりの数値に年度末は落ち着いてくるのではと思われます。あくまでも予測にすぎませんが、そのカギを握っているのが為替の動向、中国経済の立て直しにかかっているのかなと思います。

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