2016.5.9

健康保険などの公的保険制度、実は役立つ範囲が広いんです

1.意外と役立つ公的保険制度

(1)健康保険
一番なじみのある公的保険が健康保険だと思います。
医療費は、実際に発生するぶんのうち原則3割しか負担しなくてもよい。更には、それでも医療費が高額になった場合には、(収入によって変わりますが)高額療養費制度といって月々の上限額が決まっています。加入している健康保険組合によっては上乗せの制度として付加給付という制度を設けている場合もあり、この場合には、月々の医療費の上限は2万5000円だけでよいというケースもあります。
更には、病気や怪我で働けなくなった場合には、1年半の期間限定にはなりますが今までの収入の3分の2を保障してくれる傷病手当という制度。出産にかかる費用を保障してくれる出産一時金や3カ月程度の期間限定にはなりますが出産手当金といって、出産前後に給与が払われない場合に、今までの収入の3分の2を保障してくれる仕組みもあります。
他にも、インフルエンザの予防接種代を補助してくれたり、健康診断の費用を補助してくれたりと意外と豊富なサービスがあるんです。
活用しないのはもったいないです、まずは自分とご家族が加入している健康保険の制度を調べるところから始めましょう。
(2)後期高齢者医療制度
健康保険の制度が使えるのは原則として75歳まで、75歳以降は後期高齢者医療制度がカバーしてくれます。基本的には、健康保険とほぼ同じ仕組みですが、現役並みに稼いでいる方を除いて、医療費の自己負担は1割とかなり手厚い保障になっています。
(3)雇用保険
雇用保険というと失業時の給付金をイメージされる方も多いと思います。それ以外にも、再就職や雇用維持を支援するために技術取得や資格取得に補助金や手当
があります。
そして、出産時ではなく育児期の手当ては、雇用保険から育児休業手当として支給されます。
また、介護休業手当など、親族の介護時の手当ても雇用保険から給付されます。

まとめ

健康保険や雇用保険の制度は意外と手厚い制度です。
病気になった場合や、失業した場合にのみ機能すると思っている方もいると思いますが。
健康な方の予防のための制度や、現在お勤めの方のキャリアアップのための制度など、今スグに使える制度も意外とあります。
せっかく保険料を負担しているのですから、使える制度は使っていきましょう。

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