2015.11.5

機関投資家とは、聞いたことはあるけれど・・・一体何者?

1.機関投資家とは

機関投資家の買いが入って・・・etc市場の動きに影響を及ぼす機関投資家とは一体何者なのか、どういう影響があるのかなどなど、基本から分かりやすく解説します。
ニュースでよく聞く、機関投資家の買いが入り相場が動きましたなど、よく耳にするけれど、いまさら聞けない機関投資家について解説していきます。機関投資家とは、顧客から預かった資金を運用、そして管理をする法人投資家のことをいいます。
例えば、「投資顧問会社」、「生命保険会社」、「損害保険会社」、「信託銀行」、「投資信託会社」、「年金基金」などが代表的な機関投資家です。あれ、自分のお金も、もしかして、機関投資家に運用されている?と思った方も多いのではないでしょうか。別世界のようですが、実はわれわれの生活にも深くかかわっているのです。

2.機関投資家の影響

(1)機関投資家の正体
2015年の株式市場に大きな影響を及ぼしているのが、実は機関投資家です。そして、その資金は私たちに関係するお金から出されています。「GPIF」耳にした方も多いのではないでしょうか。
GPIF=年金積立管理運用独立行政法人
厚生労働省所管の独立行政法人で、日本の公的年金のなかで、厚生年金と国民年金の積立金の管理運用を行っています。その資産規模は、130兆8846億円(2014年7月~9月時点)。
実は、アメリカの社会保障年金基金に次ぐ、世界第2位の機関投資家なんです。そして、このGPIF、2014年11月に運用方針の大きな転換を図っています。
(2)GPIFの運用方針転換
2014年6月末時点での運用資産の構成は国内債権53.36%、外国債券11.06%、日本株17.26%、外国株式15.98%だったところ、
2014年10月31日より、運用資産の構成の目標値を国内債券35%、日本株25%、外国債券15%、外国株式25%に変更すると発表したんです。
前述の資産規模を考えれば、この運用資産の比率の変更は、市場への大きな影響を及ぼしたことが分かると思います。そのほかにも、ゆうちょ銀行が株式や外国債券での運用を増やす方針を発表したりと、国債の金利低迷がつづくなか、株式投資にお金が流れてきています。

3.まとめ

意外と身近なところで、機関投資家が影響を及ぼしているのが分かったと思います。自分には関係ないと思わずに、まず機関投資家の動向をニュースなどでチェックしてみましょう。

執筆:久保田正広

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