2016.2.25

宝くじに当たると人生が変わる!それはバラ色?それとも……

1.まさかの1億円当選!その時、あなたの身に起こること

「まずは欲しかった車を買って、旅行にも行きたい。この際だから家も買っちゃう!?広いお風呂に綺麗なキッチン、家具やカーテンも揃えなきゃ…」
思いがけず大金を手にして、今後の人生がバラ色になっていくと思うことでしょう。
でもちょっと待ってください。

  • 一生遊んで暮らせると思って仕事をやめたが、あっという間にお金が底をつき、ホームレスになった
  • 大金を賭けてのギャンブルにはまって借金を背負い、離婚してしまった
  • 家に強盗がはいり、当選金を全て失った

インターネットで検索すれば高額当選者が不幸になってしまったこのような経験談が多数、簡単に見つかります。
「宝くじに当たる=幸せ」とはならない場合もあるということですね。
一応補足しておくと、宝くじに当たることを想定しているのに「我が家に強盗が来るわけない」などと考えてはダメですよ。
宝くじの1等に当選する確率は自分が乗った飛行機が墜落する確率よりも遥かに低いという説もあるくらいです。
では万一自分が当選した場合に、このような不幸を避けることはできるのでしょうか?

2.たったふたつのことに気をつけるだけで不幸を回避できる?

せっかく高額当選したにも関わらず不幸になってしまった事例を見てみると、次の2つのことが不幸の原因になった可能性が高いのではないかと考えられます。
逆に言うと、次の2つのことに気をつければ幸せに近付く可能性が高くなるとも言えると思います。
(1)お金を色分けしなかった
これまで目にしたこともない大金だとしても、お金は有限ですから、散在するとすぐになくなってしまいます。
そうならないためにも重要なのは「お金の色分け」です。
お金の色分けとはFPが家計管理のアドバイスでよく使う言葉で、目的に応じて必要なお金を別々に管理しましょうということ。
老後までの生活費、子供の教育費、住宅購入資金などといった今後の生活において必要なお金を事前に色分けしておければ、それ以外の部分を好きに使っても今後の生活自体に支障をきたすことがなくなります。
まずはお金を色分けし、その後で欲しいものを買ったり旅行に行けばよいのです。
とはいえお金の色分けは簡単ではないので、専門家であるFPに相談することをオススメします。
(2)当選したことを周囲に漏らしてしまった
思いがけない幸運に恵まれた時は、それを自慢したくなるのが人の性です。
でもトラブルを回避したいのであれば、家族や親戚であっても当選したことは安易に伝えないようにしましょう。
宝くじではありませんが、FPとして相続の案件に関わっていると、遺産分配の際に親子や兄弟で揉めるケースによく遭遇します。
今まで信頼できると思っていた人でも、お金が絡むとトラブルになる可能性は大いにありえるのです。
また、現代は情報化社会ですから、たった一人に話しただけでも瞬く間に世間に広まってしまう危険性もあります。
自分が大金を持っていると知られると、それ目当てで近寄ってくる人が増え、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。
宝くじに当たった瞬間から色々な売り込みや、慈善団体への寄付などの電話や訪問がひっきりなしに訪れるというのもよく聞く話です。

3.まとめ

誰もが一度は夢見る、宝くじの高額当選。
もしあなたが幸運にも奇跡的な確率で高額当選者に選ばれたら、その後の人生がバラ色になるかどうかは運でなく、当選した後の行動次第なのです。
もし私の友人が宝くじに当選したとしたら、まずは2~3日飲み明かして幸せな気分を味わってもらい、少し落ち着いた段階で冷静にアドバイスをしますね。
FPとしてお金の色分けの大切さを伝えると共に、現時点で私が君の当選を知っているということは、すでに多くの人が、君が大金を持っているという事実を知っている可能性が高いということを忘れてはならない、そう伝えると思います 。

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