2017.6.13

友の会得点はホントにお得か?

1.友の会特典には魅力が満載?!

(1)1年で1か月分特典なら実質年率は15.38%
百貨店やデパートの友の会特典。毎月一定額を積み立てると一定額の商品券がついてくるというもの。一般的には毎月5千円積み立てて年間6万円積み立てると1か月分の5千円の商品券がついてきます。
年間で6万円投資して5千円利息が付くと考えると年利8.3%と考えられます。しかし、実際には1か月目の5千円は12か月運用されますが、2か月目の5千円は11カ月しか運用されません。最後の12か月目は1カ月しか運用されません。そう考えていくと、実質年率はなんと15.38%です。運用の世界では15%は大成功の部類に入ります。
友の会特典は金融商品ではありませんから一概に比較できませんが、利益分には株式や投資信託のように「税金」はかかりません。利率という側面だけ見るとかなりお得です。

(2)その他の優遇も魅力の一つ
 友の会に入ると、百貨店やデパートにもよりますが、提携施設の割引や特別歳時の優遇、店内レストランの優遇利用なども得点に加わりますので、この点でも友の会特典は大きな魅力と言えそうです。観劇や旅行など特定の趣味を持っている人にとっては、百貨店によって割引サービスもありますから自分に合った百貨店を選ぶのも楽しい選択です。

(3)最近は半年で満期が来るものも登場
 百貨店デパート共に最近は少額から始められて、半年で商品券が付くものも手出来ました。当然、特典還元額は下がりますが5000円で6か月=30000円で2500円特典が付くものも出てきました。短い期間で非課税で特典が付くというのは定期的にその百貨店やデパートを利用している人には嬉しい特典です。

2.友の会特典で気を付けること

(1)あくまでも金融商品ではないということ
 友の会の特典は冒頭にもお話ししましたが金融商品ではありません。なぜなら特典としてついてくる商品券はどこでも利用できるわけではなく、その百貨店や系列のデパート等で使えるという「限定的特典」であるということです。
 いつでもどこでも使える現金ではないということで、流動性は一部範囲に限定されます。いつでもいつもそこで商品を購入することに決めているのであればよいですが、店舗を選ぶという柔軟性が損なわれることは気づいておきましょう。

(2)単なるサービスの前払いであるということ
 また、友の会特典は事前にお金を積み立てるということを考えてみましょう。「将来あなたの百貨店でお買い物をしますが、それを先払いでお渡しします」ということを約束する代わりに特典が付くということです。実はこれは百貨店側からすると、「見込み客で、先にお金を払ってくれる方」ということで見事な「囲い込み戦術」にのっているということになります。将来、必ずうちで買ってくれるのであれば少々の特典還元は安いものです。
 先ほど、年15%の運用に相当すると言いましたが、逆を言えば15%OFFで買い物ができるということです。しかも、その百貨店やデパートでの買い物に限られたものです。

(3)倒産したら返金率は1/2になることも
 この友の会サービスは、先ほど述べましたが積立で先払いです。この取引のことを前払式特典取引と言います。割賦販売法によるとお客様から預かった金額の二分の一に相当する金額を供託金として保全することを定めています。そのため、百貨店やデパートが倒産した場合には二分の一は保障されますが、残りは保障されないことがありますので注意です。上記のような内容は「友の会規則」などに書かれていますので、注意深く読んでおきましょう。

3.まとめ

 人気の友の会特典ですが、上記のようなメリットデメリットが存在しています。ご自分が良く利用する百科手やデパート。毎月利用している金額、自分の趣味などに合わせて積立額やお店を選びましょう。無理して、その百貨店で購入しなきゃという流れになっていれば要注意。もしかしたら、同じ商品が20%引きで買えるとすると実際に損してしまっているかもしれません。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」還元利率の良さだけを見るのではなく、「確実に得をする」ラインで積立金額を決めていきましょう。

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