2015.11.27

投資信託の分配金で生活する

1.投資信託の分配金を生活費にする方法

(1)例えば月に10万円を分配型の投資信託から得る場合
投資信託の分配金を生活費に充てるとしたらどれくらいの資金と利回りが必要でしょうか。老後の一般的な生活費を30万円とし(諸説あります)、夫婦お二人で20万円の老齢年金を受け取れるものとします。差額は10万円なので毎月10万円を分配金からもらうものとします。
かつて爆発的に売れた三菱UFJ国債投信の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(以下グロソブ)を例にとってお話を進めたいと思います。
2015年11月現在、グロソブの基準価格は約5500円。配当金は毎月20円です。利回りは約3.6%なので10万円を生み出そうとすると・・・
約277万円の資金が必要だという計算になります。
(2)分配型投資信託の落とし穴
(1)では約300万円の資金があれば毎月10万円の分配金を受け取ることができるというお話でした。この話だけ聞くとすごくおいしい話のように聞こえますが、実はこの話には落とし穴があります。
本来、運用商品は一定期間運用し、得た収益を配当するものですが毎月分配の投資信託はこのセオリーから外れています。毎月分配という仕組み上、運用の如何に関わらず配当金を出すので、運用損を出している場合でも配当を出す必要があるのです。
運用益が出ていないのに、どうやって分配金を出すのか・・・
答えはご自身の元本から取り崩しています。
投資信託には目論見書や運用レポートという商品の説明書のようなものがありますが配当利回り(実質の運用益)よりも年間の分配金利回りの方が高い場合はこのケースに当たるので要注意です。

2.まとめ

分配型の投資信託を選ぶ際には元本を取り崩していない商品を選ぶ必要があります。
元本を取り崩しているようなものを選んでしまったら、自身の資産を取り崩すだけでなく運用損によって大きく資産を減らしてしまう可能性もでてきます。
そもそも運用する必要があるのか、高リスクな商品に高い手数料を払う必要があるのか、しっかりと考えたうえで運用を行いましょう。

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