2016.1.12

失敗しない株の始め方

1.株式投資を始めるにはまず余裕資金から

最近、NISA(少額投資非課税制度)の影響か株式投資に興味がある方が増えてきました。こちらをご覧のみなさまもそのお一人だと思います。最初から怖がらせる言い方になるかもしれませんが「株式市場は1年で新参入者の9割が退散する」と言われています。つまり、初心者の方にとっては株式投資で利益を出し続けることはとても難しいということです。一度や二度は世の中のニュースや情報で儲けることができたとしても、「利益を出し続けること」は至難の業です。
そこで、まず初心者の方には株式投資を始めるにあたって3つのポイントを押さえてもらいたいと思います。まず初めは、「少額の余裕資金から始めること」です。株式投資の知識も知らないまま、人気があるから、話題だからと株を買うとほとんどの方が最初は失敗します。その時に最初から大きなお金を投資してしまうと、マイナスになったときにマイナス決済(損切と言います)をすることが出来ず、マイナスを抱えたまま何年たっても決済できない状態(塩漬けと言います)に陥ることがあります。
最初は、手持ちの余裕資金でも「全額無くなっても勉強代だ」と思えるぐらいの金額から始めるのをお勧めします。有名な上場企業の株などは100株単位、1000株単位で買うことが多いため数百万というお金が必要になることもあります。最初からそう言ったお金を投資するのではなく、ミニ株(通常の1/10の金額で取引できるシステム)を利用したり、株価の低い「低位株」で「取引単位の小さなもの」を選ぶとよいでしょう。できれば10万円から30万円ぐらいで買える株を選んでいくとよいかなと思います。

2.まずは、証券会社の口座を作りましょう

まずは、証券会社で口座を作りましょう。口座をつくるときには一般口座か特定口座かという区分があります。特定口座(源泉徴収あり)を選択しておくと、税金の計算や納付などを証券会社の方で事前に手続きしてくれるので、初心者の方にはお勧めです。
特定口座(源泉徴収なし)を選ぶと、ご自身で確定申告などをされるとき年間の取引報告書や損益計算書などを証券会社が作成してくれるので便利です。まずは、口座を作り余裕資金を証券会社の口座に移管させることが行動の第一歩です。

3.株式投資は長期目線で

株式投資で資産形成をしようという方に必ず心に刻んでおいてほしい言葉は「長期投資」という言葉です。短期的に設けたいという方は投資というよりも「投機」になります。よくCMでも流れていますが、FXや日経225先物ミニなどよりリスクの高い「デリバティブ金融商品」の方が短期的には利益を上げることができますが、その分ハイリスクハイリターンですから、勉強をかなりしないと難しい取引となります。
株式投資で利益を出し続けるには、少なくとも5年~10年、出来れば30年先を考えて長期投資していくことを念頭に置くことが大切です。そういう長期目線で投資を考えることが大切です。毎年、新参加者の9割が退場していくのがこの株式相場の世界です。決して焦って資金を増やそうと狙わず、じっくりと投資のセオリーを身に着けながら始めることが大切です。

4.ファンダメンタル分析とテクニカル分析

実際にどの銘柄に投資するかというお話ですが、最低限「チャート」と呼ばれる株式の価格の推移グラフは読めるようにしましょう。ローソク足、移動平均線、ボリンジャーバンド、トレンドラインぐらいはわかるようにしたいものです。実際はこの4つのテクニカル分析をしっかり押さえるだけでも相当実力はつきます。この4つを駆使して、日足、週足、月足チャートを読めるようになるだけでも「負けにくい」投資家になることはできます。
最近は様々なテクニカル分析ができる機能が各証券会社で充実していますが、すべて使いこなせている人はいないと思います。テクニカル分析は「チャートの全体像をつかむ」ということに徹することが大切です。細かすぎると「木を見て森を見ず」という状態になり、先入観や偏見が強くなり過ぎるので気をつけましょう。
勉強を始めていくと「トレンドフォロー」という言葉が出てきます。投資は基本として大きな流れに沿って投資をするということが大切で「流れに沿う」という意味でトレンドフォロー型投資をすることが大切です。また、大きな流れをつかむためには「ファンダメンタル分析」が大切になります。
ファンダメンタル分析とは、その会社の「経営状況」を数値的、戦略的に把握していく方法です。株価はいくらか、総資産額はいくらか、PBR、PER、ROEという数値はいくらかなど、会社の経営状況や中長期の経営方針なども把握して銘柄を選んでいくことが大切です。さらに、その会社の株価を決める要因になっている外部要因(為替、指数、各国の重要指標の発表、その業界の動向など)を抑える津用があります。

5.まずは、日経平均株価を予測する練習をしよう

株式投資を本格的にやりたいという方は、「日経平均株価」という日本の超一流企業225社の平均株価を指数化した数値がありますから、その動きがどうなっていくかを予測するようにするととても勉強になると思います。決して簡単に予測することができませんが、日本の経済大きな流れをつかむことができるようになり、どの業界が今後期待されているかなどがわかるようになると、個別の銘柄を選んでいくことができるようになるでしょう。
 
まずは少額から始める。証券取引口座をつくる。長期で考える。テクニカル分析の基本を押さえる。ファンダメンタル分析を抑える。マクロ経済学の基本を学んで日経平均株価を予測して相場の観を養う。この手順で勉強を始めていくとよいかと思います。

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