代表挨拶

FPバンク代表の久保田正広です。

ファイナンシャルプランナー(FP)によるコンサルティングは形の無い商品です。従いまして、どんな経緯で私がFPになったのか、今どんな想いで仕事をしているのかについてお話しすることで、FPとは一体何をする仕事なのか、その一端を垣間見て頂けたら幸いです。

私は大学卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)に入行し融資業務に携わりました。30代になると上場企業のファイナンスにも関わり、資金調達が順調にできるに連れて成長していく会社の姿を目の当たりにし、これぞバンカーという醍醐味を経験しました。また、住宅ローンの仕組み作りを手掛け、巨額のローンを融資実行することができ、多くのお客様の笑顔に触れる経験をしました。

その後、一転して不良債権の回収担当を命じられました。銀行の宿命ですが、業績が悪化し返済ができなくなった債務者からなんとか資金を回収しなければなりません。お客様の大切な預金が原資だからです。ある時、ひとつの企業を破綻に追い込まざるを得ない案件に携わりました。翌日その会社を訪れると入口に張り紙がありました。いわゆる夜逃げです。この他にも住宅ローン破綻者の自宅処分などにも携わり、今まで多くのローンを融資したのは一体何だったのだろうと思うようになりました。

そして、融資の手続きが終わってお客様がほっとしている姿はゴールではなかったということに気付きました。審査さえ通ればいいというものではない。生涯を通じて幸せになれるようなものを提供していかなければだめだと。ほどなく一念発起して銀行を退職し、FPとしての活動を始めました。

とかく消費者は企業との関係は弱い立場になりがちです。特に金融の世界では専門的な知識の差などによってその傾向は顕著です。消費者にとって本当に正しい選択ができるためにはどうしても顧客本位の相談者が欠かせないと思います。米国では良き人生のために3人の専門家(メンター)を持ちなさいと言われています。医者、弁護士、ファイナンシャルプランナー(FP)です。

少子高齢化や国の財政難、企業業績の鈍化など日本が今置かれた状況を考えると、国や会社に頼らず一人ひとりが自立し、自助努力で生きて行かなければならない傾向はますます強くなってくるでしょう。そんな時代においては信頼のおける相談相手の有無が、人生を左右するほど影響してくるのではないでしょうか。是非日本でも米国のようにFPを広く普及させ、多くの方の経済的、心理的サポートをして参りたいと思っています。


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