2016.5.9

全期固定で0.66%!?過去最低金利のフラット35に大注目!

1.全期間固定でも金利は0%台!?

フラット35は民間金融機関と、公的機関である住宅金融支援機構が提携販売をしている住宅ローンで、借入期間中の金利が一定でずっと変わらない「全期間固定型」に該当する代表的な住宅ローン商品です。
全期間の金利を借入時に確定することができるのでその後の金利上昇リスクがなく、そのリスクを追う変動型や固定期間選択型と比べると金利水準は高く設定されています。
しかしながら2016年5月、このフラット35の金利がついに0%台(1%未満)に突入したのです!

  • 借入期間15~20年の場合 ⇒ 0.96%
  • 借入期間20~35年の場合 ⇒ 1.08%

※融資比率が物件価格の9割以下  ※2016年5月の実行金利
変動型や固定期間選択型の住宅ローンであれば金利が0%台というのはそれほど珍しくありませんが、フラット35の金利が0%台になったのは史上初のことです。
これまでフラット35を選ばれた方は全期間ずっと金利が変わらない安心感を得るため、金利が高いことには目をつぶっていたという方が大半だと思います。
その懸念対象であった金利が、「超低水準」になっているのです。
全期間固定の安心感をとりつつ、さらにその金利は超低水準で固定することができる。
まさに理想的な状況ではないでしょうか。

2.フラット35Sは変動型を凌ぐケースも!?

上記だけでも十分魅力的かと思いますが、一定の基準を満たした物件で適用できる金利優遇制度の「フラット35S」を使うことができるのであれば、鬼に金棒です。
フラット35Sは最長で当初10年間の金利を0.3%引き下げることができる制度です。
ということは20年以内の借入であれば当初10年間の金利は「0.66%」、20年超の場合でも「0.78%」が適用されます。
例えば利用者の多い三菱東京UFJ銀行の住宅ローンと比較してみましょう。
2016年5月時点で同行の変動型は最優遇金利で「0.625%」で、10年固定型については「0.90%」となっています。
金利上昇リスクを抱えながらも当初の金利が低いことが変動型の魅力でしたが、10年固定型にいたっては優劣が逆転して固定型のフラット35Sのほうが低くなるという前代未聞の状況に。
フラット35Sはどんな住宅でも利用できるわけではありませんが、もし利用が可能なのであれば、変動型と変わらない水準で借り入れが可能になっていますので、まずはご自身の住宅が対象になるかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。
※フラット35Sの利用条件について詳しくは住宅金融支援機構のサイトをご確認ください。
http://www.flat35.com/tetsuduki/flat35s/H241101.html
なお最初に説明した通り、フラット35Sは最長10年間の優遇となります。このため20年のローンを組んだ場合、後半の10年間は優遇なしの金利(ここでは0.96%)に戻ります。とはいえ、この時点では既に優遇を受けてきた期間である「10年分の返済」が済んでいることになるため、残高はかなり減っているはずですよね。そうなるとたとえ金利が上がった(元に戻った)としても負担はそこまで大きくならないことが多いと考えられるでしょう。

まとめ

もちろん変動型や10年固定型は将来の金利が現時点よりも下がっていれば得をする可能性もありますので、将来的に金利はもっと下がるだろうと予想する方であれば、変動型や10年固定型を選択した方がよいでしょう。
しかしながら金利の見通しをたてるのは難しいものです。
仮に予想をしたとしても、その通りになるとも限りませんから。
その意味でも今後金利がずっとかわらない安心感を得られるフラット35が、さらに超低金利で利用できるのであれば、これは大チャンスだと言えるのではないでしょうか。

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