2016.6.9

変動金利の今後をズバリ予想

1.変動金利の今後は?

(1) 一番低い変動金利の住宅ローンは、なんと0.5%を切りました。

マイナス金利政策の影響でこのまま下がり続けるのでしょうか?
ズバリ、今の低金利状態は限界であると考えます。なぜなら、貸出先の銀行の利益を考えれば、もう既に利益が出ていない状態だからです。

(2)住宅ローンにおける銀行の利益とは

まず、住宅ローンを貸出し、お客様が支払う利息が、銀行の収入になります。
一方で、銀行が負担する団体信用生命保険の保険料を利率換算して0.3%程度や資金調達するためのコスト、銀行のシステム・人件費にかかるコストなどなど、住宅ローンにかかるコストを考えれば、現在の変動金利においては、貸出金利よりもコストが上回っている可能性が高いと言われています。

(3)なぜそれでも銀行は住宅ローン金利を下げてきているのか?

これは、住宅ローンは貸し倒れリスクが0.2%~0.3%と一般企業への貸し倒れリスクが3%程度であることを間上げれば、圧倒的に優良な貸出先だからということに加え、住宅ローンを貸し出すことをきっかけに、給与振込口座への指定、公共料金などの引落とし口座への指定、系列のクレジットカードの契約など新たな取引につながる大きなチャンスなんです。

(4)そうはいっても、銀行がかかるコストを下回る住宅ローン金利を設定をするのは、銀行の収益を圧迫することになります。

現時点の変動金利より今後金利が下がることは、あまり想定しなくてもよいと思います。

まとめ

住宅ローンを考える上で大切なのは、ちょっとでも低い金利で借りたいと思うのが、人間の心理ですし、いたしかたないことだと思います。
ただ、本当に大切なのは、借入金額、借入期間、月々の返済額、金利のタイプ、住宅ローンにかかる初期費用などが、本当にあなたにとって適切ですかということです。
その時点で、どんなにお得だと思われる住宅ローンを借りたとしても、あなたに合った住宅ローンでなければ破綻する人もいるのです。

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