2016.5.28

住宅ローン変動金利のリスクを回避する方法

1.変動金利のメリットとデメリットを再確認

変動金利のメリットは何と言っても金利の安さ!
金利が0.1%違うだけで返済額は数十万円も変わってしまうので、金利が低いということは住宅ローンを考える上で最も重要な判断指標の一つになります。
特に最近はマイナス金利の影響もあって過去最低水準の0.5%前後で住宅ローンが組める状況になっていますので、この機会に住宅を購入しようと動き出した方も多いでしょう。
一方デメリットはその名の通り、金利が変動するリスクがずっと付きまとうことです。
確かに今現時点では低金利かもしれませんが、将来どうなるかは誰にも分かりません。
もしかしたら金利がどんどん上がってしまうかもしれない。
そうすれば毎月の返済額も増え、思わぬ負担を強いられる可能性もあります。
バブル時代は変動金利が8%を超えていましたからね。
変動金利においてこのリスクを排除することは不可能です。(排除するには全期間固定金利を選択するしかありませんが、もちろん金利は少し高くなってしまいます)
リスクを完全に排除できないとしても、少しでも軽減することはできないか?こう考えた時に選択肢の一つとして挙がるのが「つもり返済」です。

2.つもり返済って何?

金利の変動を防ぐことができないのであれば、金利が変動したとしても十分に支払いができる状況を作っておくことが大切です。
つもり返済とはその状況を実現するために、住宅ローン自体は変動金利で組むものの、「全期間固定金利で借り入れをしていた場合の返済金額との差額を貯金していく(=全期間固定金利で借りたつもりになって、その分の金額は住宅ローンの返済資金として毎月確保しておく)」ことです。
例を見てみましょう。
変動金利0.5%で住宅ローンの借り入れをして毎月の返済額が10万円としましょう。
もし仮に全期間固定金利で借りていたとすれば金利1.5%で毎月の返済額が13万円だったのであれば、その差額の3万円を毎月貯めていくということになります。
将来的に金利が上がったのであれば、その差額貯金を活用して返済額の増えた毎月の支払いにあてることができます。
もし金利が上がらなければその差額貯金を繰り上げ返済に活用したり、そのままセカンドライフの生活資金に充てることも可能です
それでもリスクが怖い人は固定金利との差額の2倍~3倍を毎月つもり返済していく、もしくは本当に怖いのであれば目先の金利が少し高かったとしても全期間固定金利で組むことも考えてみる必要があるかもしれません。

まとめ

住宅ローンは組んで終わりではなく、長期間ずっと払い続けていくことができるかが重要になりますので、少しでもリスクを軽減できる、つもり返済のような仕組みを作ることは非常に効果的です。
できればこの仕組み作りを事前に検討した上で、無理のない返済計画を基にした住宅ローン選びをすることをオススメします。

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