2016.6.21

住宅ローン返済、病気になった時に肩代わりしてくれる保険なんてあるの?

1.住宅ローンは病気で返済が苦しくなったときどうなるのか?

(1) 団体信用生命保険は死亡した時だけ?

住宅ローンを借りるときには、原則として団体信用生命保険に加入することになます。この団体信用生命保険(団信)は、契約者が死亡時には、残っている住宅ローンの残額を一括返済してくれるもので、死亡時の大きな保障といえると思います。住宅購入時は生命保険を見直すタイミングであるというのは、この団体信用生命保険に加入するからです。ただ、保障は原則として死亡時の時だけです。

(2)病気になってしまったとき住宅ローンはどうなるのか?

死亡時だけではなく、大きな病気になってしまったときにも、収入が減ってしまい、住宅ローンの支払いがきつくなるというのは起こりうる事態です。こんな場合はどうするのか?
最近は、銀行同士の金利引き下げ競争は限界を迎えつつあるため、他の銀行と差別化するために病気時の団体信用生命保険が増えています。
八大生活習慣病になったら、三大疾病になったら、ガンになったら、住宅ローンの支払を免除しますという広告を皆さんもみたことがあるのではないでしょうか?
保険料が金利に含まれており実質保険料なしで保障されるものから、金利0.3%上乗せすることで保証されますなど、様々なタイプの団体信用生命保険が出ています。
いいことじゃないですかと思ったあなた、実は注意が必要です。
実際には、病気になっただけで保障されるものは少なく、病気になり一切の業務ができなくなって○ヵ月経過した場合に保障されるもの、免除される住宅ローンの金額に制限があるものなど実際にはあまり保障として機能しないものも多いからです。

まとめ

ではどうればよいのと思った方にFPの視点から対処方法をお伝えします。
まず、宣伝文句に惑わされず、保障の内容をしっかり理解することが大切です。
本当に意味のある保障なのか?金利を上乗せする価値のある保障なのか?
そのうえで、一般的な生命保険もふくめて、住宅ローンの支払がきつくなる場合にどう対処するのが一番よいのかを考えましょう。
年齢、借入金額、借入期間、会社の保障、貯蓄額など、それぞれのご家族で正解は違います。住宅ローンは、家族で大きな金額を背負うことになります。表面的な宣伝文句に脅さられず、しっかりと専門家に相談して進めましょう。

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