2016.4.9

低金利の住宅ローンを組んで家計が回らなくなる人が続出?その訳とは

1.低金利下で無茶なローンを組んで家計が回らなくなる人が増えてる?

(1)身の丈に合わない住宅ローンを組む
身の丈に合わない住宅ローンとは、返済能力以上に借り過ぎている人のことをいいます。
なぜこのようなローンを組むのかですが、考えられる背景には史上最低水準と言われ続けている住宅ローン金利の低さ、見学先の営業担当者や不動産広告の『頭金0円でも買えます』といったセールストークを信じ、十分な自己資金準備や長期的な計画も立てずに、安易に高額な住宅ローンを組んでしまうといったことが原因になります。
とくに変動金利の水準は低く、民間の住宅ローン利用者の半数程度が変動金利となっています。大手メガバンク等では、固定金利型を中心に住宅ローン金利の引き下げを行ったことも影響を与えている要因でしょう。この金利水準は、変動金利と変わらないかそれ以下となってます。
(2)借りられる金額と返せる金額は同一か?
高額の住宅ローンを組む方の共通点として、借りられる金額と返せる金額を混同してしまうケースがあると思われます。この金額は異なるという点はしっかり抑えておきたいところです。
借りられる金額というのは銀行等が貸してくれる金額です。当然、販売営業の目的は『住宅販売』であり、その人が将来に渡ってローンを返済できるか、途中で失敗するかまで考慮することは少ないと思われます。多少危険でもローンが通り、購入してもらえるならローンを勧めるのが当然のスタンスとなるはずです。
これに対して返せる金額というのは、あなたの家計が無理なく住宅ローンを返済できる金額を意味します。物件の代金に上乗せになる諸費用や金利上昇時のリスクまでしっかりと考慮され、実際の返済額+諸費用や税金の負担となる金額を考慮して算出します。
往々にして新居のイメージに興奮している時期は物件価格以外見ていなかったりしますから、注意が必要です。
(3)頻繁におこなう繰り上げ返済にも要注意
また、高額の住宅ローンを組んだ場合に残高を減らしたいからといって、頻繁に繰り上げ返済する『繰り上げ返済貧乏』にも要注意です。住宅ローン返済中に、子供の教育費や親の病気、介護などでお金が必要になることもあります。ローン返済をしながら貯蓄できるかどうかという点も家計破綻をストップさせる重要事項です。

2.まとめ

住宅購入は人生における最も高級な買い物といえます。バイアスがかかっている営業マンのいうことだけを聞くというのはリスクの高いことだと思います。稀にみる低金利だからこそ冷静に判断することが必要です。余裕のない住宅ローンを組まざるを得ないという場合、中立的なプロのアドバイスを受けるというのも大切なことだと思います。

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