2016.3.29

オーバーローンの落とし穴を徹底分析

1.オーバーローンとは

オーバーローンにはいろんな意味があり、不動産以外にも銀行、証券会社などの分野でも使われています。不動産でいうオーバーローンとは、購入した時の借入金残高が、現在の不動産時価を上回っており、その物件を売却してもローンが残ってしまうような状態のことを言います。稀に、ごく一部の不動産屋さんの営業マンが使ってくることなのですが、まんまと話に乗ってはいけません。
おいしい話には必ず裏があります。例えば、車のローンやカードローンが残っているので住宅ローンを多めに借りて、その分を車やカードのローンにあてようとする。こうしたケースが典型的かと思います。。
住宅ローンの金利はカードローンなどに比べ低めになってます。これは住宅の購入に使うという目的で金利が低く設定されているからです。設定された資金用途以外に使うために借りるというのは銀行等を欺く行為となり、銀行等に対する詐欺行為となります。するとどんな状況に陥るか、具体的にみていきましょう。

2.人生も左右するとんでもない結末

オーバーローンを行い、先ほどの例のようなことが判明した場合、住宅ローンの借入金を一括返済しなければならなくなります。20年、30年かけて分割して返済していこうとするものを一括返済するわけですから、一度にまとめて返済しなくてはなりません。
一般的なご家庭でしたら、家を手放さなければならなくなるでしょう。さらに物件価格以上のローンを組んでるわけですから、家を手放した程度では足りませんよね。仮に3000万円の物件を3500万円で組んだとします。家がよくて2500万円で売れたとしても、まだ1000万円が必要です。その1000万円というのは、もうとっくに他の決済で使い切ってるわけですから、かなりの緊急事態になるのはおわかりですよね。このように、オーバーローンはデメリットが大きいためおすすめはできません。

4.まとめ

住宅ローンを組むということは、一般に人生で一番大きな買い物となりますので物件選び、予算、ローンの組み方など慎重にならなければなりません。また、物件購入をするということは、不動産屋、金融機関など通すことになりますので、業者に言われたことを鵜呑みにし、目先のメリットだけを追いかけるのではなく、もっと先々を見据えながら考えなければいけません。なかなかご自身で決めきれないのであれば、一度専門家を交えて進めていくのもいいでしょう。

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