2016.6.17

仮審査では何を見られるのか、その注意点はここだ!

1.仮審査はあなたの「個人情報」がチェックされます

住宅ローンの本審査では、申込者の現在の年収からの返済比率や健康状態、住宅ローン以外の借入など具体的に「どのぐらいまで貸しても大丈夫か」という具体的な審査がされます。その前段階に存在しているのが「仮審査」。仮審査では、「そもそも、住宅ローンで借りるぐらいの大きなお金を貸しても大丈夫な方か」ということを審査しています。
 「個人情報機関」に個人情報を照会して、その結果を基準に本審査に入ります。

「個人情報機関」とは何か?
 
 では、「個人情報機関」とはどんなところなのでしょうか。もっとも有名な個人情報機関は「CIC」(クレジット・インフォメーション・センター/http://www.cic.co.jp/cic/part.html)です。この団体は、割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関であり、昭和59年にクレジット会社の共同出身によって設立されました。主に割賦販売法や貸金業法(消費者ローンなどのクレジットカード事業)を営む企業が会員として構成されています。
 こちらの情報機関では、個人のクレジット利用頻度、金額、延滞、完済、過去に自己破産していないかなどの個人情報が登録されています。住宅ローンの仮審査の段階で、こういった基本的な個人情報に問題がないか、問題があるかを事前にチェックをします。

2.些細なことでも個人情報に傷がつくことがある

 この仮審査の段階で重要視される情報が、「延滞」情報です。つまり、クレジットやローンを組んだ時に返済日に遅れずに返しているかどうかです。ここで返済が遅れていると個人情報に問題があるという情報が上がってしまうため、住宅ローンの審査が厳しくなります。特に延滞を繰り返し「債権回収機構」に回っていると、ほぼ仮審査が通らないと思ってよいでしょう。これは、数百円という小さな金額でも個人情報には大きな影響を持つことを忘れないでおきましょう。
 また、キャッシングなどでお金を借りる行為自体を重く見る金融機関が多く、延滞や返済の遅れが無くてもキャッシングを使っているということで、仮審査が落ちた例もあります。

3.住宅ローンを借りるならお金の「身辺整理を」事前にしよう

 お金を貸す金融機関の立場から見ると「個人情報」に問題がある人にお金を貸すというのはリスクの高い選択になります。貸す側の立場からするとより安全な人に貸したいというのが本音です。
 ご年収の高い方はよいかもしれませんが、できれば住宅ローンを借りようと思っている方は、自動車ローンやクレジットカードでの分割払いなどのローンは事前に完済しておくとよいかと思います。また、延滞などが無くても完済させておくほうが良いと思われます。
 以前、物件を借り換えるお客様で貯金はある程度あるのにもかかわらず、オートローンを組んでおられる方がおられました。残債額は100万円を切っていたので、すぐにも返せる状態でした。この方が住宅ローンを組むにあたって、この残債額がもしかすると仮審査に引っかかってしまうこともあるなと気になったので、事前に完済してから仮審査を出したことがありました。無事、仮審査が通って本審査に進み、住宅ローンを借りることが出来ましたが、あの時に仮審査で引っかかって不可が出ていれば、家は買えなかったでしょう。「個人情報」に関する問題はナーバスな問題ですが、住宅ローンという大きな金額を借りる前には自身のお金の「身辺整理」をしたうえで仮審査に臨むのが賢明です。
 気になる方はお近くのFPに相談してみましょう。

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