2016.2.11

建売住宅を選ぶときに知っておきたいこと

1.建売住宅の最大のメリット

それは何と言っても、「一軒まるごと自分の物になる」ということ。
建物はもちろんですが、庭やガレージなどのスペースも全て自分の空間なので、自由に装飾やリフォームをすることが可能です。
マンションの場合はエントランスや駐車場などの共用部分が多いので、他の生活者に配慮をしながら利用する必要がありますし、デザインが気に入らないから変更するということもできませんからね。
尚、一軒まるごと自分の物になるという点では建売住宅ではなく注文住宅にする選択肢もありますが、両者の違いはどこにあるでしょうか?
まず建売住宅の方が安く購入できることが多いと言えます。
ハウスメーカーは同じデザインの建売住宅を複数建築するので、壁材や水回りの設備を大量購入し、コストを抑えることができるからです。
又、手続きが簡単なことも建売住宅のメリットです。
注文住宅の場合は土地探しが必要ですし、自分の思い通りの物件を作るため、ハウスメーカーや工務店と設計の打ち合わせを何度も行います。
建売住宅であれば土地探しの必要はなく、デザインも決まっているので、住宅選びにあまり労力をかけたくない方にはオススメです。
ただし建売住宅は土地代込みの値段ですので、予算を立てる際は建物代だけで計算しないよう注意が必要です。

2.買い時を見誤らないように

FPとしてお客様の相談に乗っていると「建売住宅の買い時はいつですか?」と質問されることがよくあります。
一般的には不動産会社の決算期末(3月末が多い)には在庫調整や売上確保のため値下げする場合があるといわれていますが、あまり期待しない方がよいです。
あくまで「可能性もある」という程度ですし、人気の物件であれば値下げをする必要もありませんからね。
これを踏まえた買い時に対する答えは「気に入った物件が見つかった時」となります。
当然ですが住宅はそれぞれ間取りやデザイン、設備、立地などが全て異なりますので、気に入った物件がすぐに見つかるものではありません。
だからこそ気に入った物件が見つかったのであれば、その時に買うべきです。
物件選びは一期一会です。
もたもたしていると、せっかく気にった物件を他の人が先に買ってしまうかもしれません。

3.建売住宅選びの注意点

建売住宅を選ぶ際に、特に注意すべきポイントとして以下2点が挙げられます。
(1)オプション工事
パンフレットなどに表示されている価格はできるだけ安く見えるように、本来必要なはずの住宅設備費用が除かれている場合が多く、網戸や雨戸、シャッター、庭の外溝フェンスなどはオプション工事として、追加費用がかかります。
オプション工事をいくつも実施することで、結果として当初の想定よりも大幅に高くついた……ということも珍しくはありません。
標準設備とオプション工事の内容については事前に営業マンに確認すると共に、売買契約書は細かいところまで必ず目を通しましょう。
(2)手抜き工事
建売住宅は既に住宅ができあがっているので、直接見ることのできない住宅内部がどうなっているか確認することができません。
例えば基礎工事で手抜きがあってもそれを知ることができず、そのまま購入してしまう。そして地震などが起きた時に問題が表面化する、といったケースがあるということです。
せっかく安心して住める家を買ったのに、知らないところでその安心を脅かされてはたまったものではありませんね。
これについては必ず瑕疵担保責任の規定を確認する必要があります。
この規定は、万一住宅に当初から欠陥があった場合の責任所在を明確にするものです。
売主側が責任を負う定めであると共に、住宅のどの範囲まで規定が及ぶかも、合わせて確認をしておきましょう。

4.まとめ

住宅は多くの人にとって一生に一度の買い物です。
今回は建売住宅を説明しましたが、それぞれの住宅のメリットや注意点をきちんと理解した上で、自分の希望に合った住宅選びができるとよいですね。

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