2016.5.23

何故、自分だけ落ちたのか…住宅ローン審査、マイナス金利なのに通らないワケとは?

1.マイナス金利で住宅ローン金利低下中の為住宅購入を決心したAさん

先日、住宅ローンの相談にご来店されたAさんのお話です。
都内に住むAさん、35歳会社員、30歳の妻と2歳になる長男と月家賃12万円の賃貸マンションに住んでいます。
子供が生まれてから2年くらいマイホームを探しており、結構条件を厳しくしていたのでなかなかお目当ての物件が見つからなかったようですが、「マイナス金利」で住宅ローン金利も低下して来たこともあり、満点の物件ではなかったですが中古マンションの購入を決心しました。
Aさんは不動産購入の契約を締結した後、不動産業者からの紹介銀行ではなく自分で調べに調べたCネット銀行へ住宅ローンの申込みをしました。
これで念願のマイホームが手に入ると思っていたAさんとご家族でしたが、住宅ローンの申込みをした5日後に銀行から届いたメールには、なんと「否決」という見慣れない文字が…。
これは住宅ローンの審査に落ちたという事でした。Aさんはメールで問い合わせをしましたが「審査結果に関しては一切のお答えが出来ません」との返答があり、途方に暮れてしまいました。家族はマイホーム購入を喜んでいたのに…。

2.住宅ローンの審査に落ちた理由は?その①審査金利

Aさんはなぜ審査に落ちてしまったのか?その理由と改善方法を考えます。
マイナス金利が導入され、銀行はこぞって金利競争をしていますがそれは「貸出時の金利」であって審査をする際に用いる金利ではないのです。
ここでは仮に、Aさんは変動金利で審査を申込んだとします。変動金利は0.6%前後で借りれるように見えていますが実際の審査は全く別の金利で行われています。変動金利は字のごとく金利が変動しますので、上昇する事も金融機関は考慮しています。この金利は金融機関によって違いますので要注意です。
Aさんの場合はどうだったのでしょうか?詳しく分析してみたところ、ご相談を進めている中でAさんの年収であれば審査金利上の返済比率はクリアーしている事が解りました。

3.住宅ローンの審査に落ちた理由は?その②担保評価

それでは、何が問題で審査に落ちたのでしょうか?住宅ローンを借りる上で本人の収入と同様に大事な事があります。それが担保評価(たんぽひょうか)です。Aさんが購入しようとしている物件の担保評価はどうだったのか──。
この物件は私鉄の各駅しか停まらない駅から徒歩18分と、担保評価を得るには条件の良くない物件だったのです。担保評価も審査金利同様、金融機関によって違います。特にAさんが借りようとしていたネット銀行は担保評価が厳しくみられる可能性が高かったようです。

4.スムーズに審査を通すには

今回、Aさんは私たちファイナンシャルプランナーがコンサルティングをさせて頂き無事にローンを借り入れることが出来ました。ひとことで「住宅ローン」といっても審査の仕方や金融機関の見るポイントは違います。まさに千差万別です。このように審査でお悩みの方は是非、ご相談ください。

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