2016.6.6

注文住宅購入時になくてはならない「つなぎ融資」とは?

1.つなぎ融資の必要になるタイミング

(1)そもそもつなぎ融資ってなに?

住宅購入とひと口にいってもその形態はさまざまです。例えば新築マンション、中古マンション、中古一戸建て、新築建て売り住宅、新築注文住宅などがありますよね。
つなぎ融資は上記の中の「注文住宅」のみで利用するものです。これは、住宅の建築に当たり、着工金や中間金などの支払いが必要になるためです。
よって住宅ローンの融資が実行されるまでの間に別のローンを一時的に借り入れる事、これがつなぎ融資というわけです。

(2)つなぎ融資が必要になるのはどんな時?

住宅ローンは、住宅に対して抵当権(ローンの支払中に対象の不動産を担保とする権利)を設定します。よって住宅が完成するまで融資が実行されません。
しかし、建築会社に対しては工事の進捗状況に応じて着工金や中間金として支払いを行う必要があります。その着工金や中間金の支払いを住宅ローンとは別のローンを一時的に組んで支払う事が一般的になっています。これを「つなぎ融資」と呼ぶわけです。
そういった事情から、注文住宅の購入にはつなぎ融資が必要になってきます。もちろん自己資金で準備できる方はつなぎ融資を受ける必要はありません。
また、購入時既に物件が完成しているマンションや戸建物件などもつなぎ融資を行う必要はありません。

(3)つなぎ融資はどの金融機関にもあるの?

残念ながらつなぎ融資を行っている金融機関は限られます。よって住宅ローンを組む前につなぎ融資を行っているかどうか確認する必要があります。
住宅ローン審査に通過して喜んでいたらつなぎ融資を見落としていた!なんて事態にならないよう、事前に金融機関に確認することも必要でしょう。

2.つなぎ融資を利用する際に気をつけるべき事

(1)つなぎ融資の注意点その1:金利

つなぎ融資の注意点としてはまず注意すべきポイントは金利の支払いが生じる事です。
つなぎ融資の金利は一般的な住宅ローンの金利より高いことが多く、3%前後のものが一般的です。
例えば1000万円のつなぎ融資を3%で半年間借入した場合の利息は約15万円です。
そこに追加で事務手数料や契約書の印紙代などがかかるので、諸費用として計画をしておくことが肝要です。

(2)つなぎ融資の注意点その2:金融機関

その他のつなぎ融資の注意点としては、つなぎ融資だけを住宅ローンの借入金融機関以外で行う事ができないということです。例えばA銀行で住宅ローンの審査を行っていた所、A銀行はつなぎ融資を行っていないという事が発覚しました。なのでB銀行につなぎ融資だけお願いしようという事は基本的にはできないということです。住宅ローンを融資してもらう同じ金融機関でつなぎ融資をしてもらうことになるので工務店と打ち合わせをする際は、着工金、中間金はいつ支払うのか、いくら支払うのかしっかり確認しておく必要があります。

(3)つなぎ融資を行った場合の一例

新築注文住宅を3000万円で購入した場合(土地は自己所有とします)
つなぎ融資は着工金と中間金の2回分を借りる必要があります。
つなぎ融資の金額を簡単に計算すると3000万円÷3×2=合計2000万円となります。
2000万円のつなぎ融資を金利3%で借りた場合、諸経費と合わせて「約40万円」かかります。ただこの「40万円」は自身で用意する必要はなく、つなぎ融資にかかる費用も含めて住宅ローンの残りの融資実行でつなぎ融資分も清算されるのでご安心ください。
つなぎ融資を利用した場合は上記の「40万円」が追加でかかるという事を覚えておきましょう。

まとめ

つなぎ融資についてご理解いただけましたか?
つなぎ融資はあくまでも注文住宅を購入する際に必要になってくるということを押さえて頂ければ良いかと思います。
また注文住宅購入の際につなぎ融資を利用するかどうかについても金融機関や専門家に相談して計画を行う事で、無理のない返済計画が立てられます。

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