2016.6.11

そのハウスメーカーで大丈夫ですか?

1.ハウスメーカーは建築費が高い?

一番よく聞くのが「ハウスメーカーは建設費が高い」という意見です。どうしてそうなってしまうのでしょうか。

(1)本来ならスケールメリットが出るはず

ハウスメーカーと言えばどこもそれなりの規模の企業。大量発注して原価を下げる、いわゆるスケールメリットを生かせば、小規模な工務店よりも安い価格で同じクオリティの建物が建つはずです。
しかしながら、その一方で大きな会社を維持するための経費もかかってきます。直接売り上げを上げない部門にもそれなりの人数を確保しなければいけませんし、広告費なども莫大な金額となります。スケールメリットがそのまま価格の安さにつながっていないのが現状です。

(2)値段に見合った性能なのか

また大手企業だからこその高品質を謳う会社もあります。確かに見た目は同じでも住宅のクオリティはその作り方で大きく違うもの。但し、そうした住宅の性能はなかなかな素人目には分かりづらいという問題点もあります。果たして価格に見合っただけの性能なのか。その判断は非常に難しいものとなっています。

2.ハウスメーカーは融通が効かない?

「ハウスメーカーは融通が効かない」という声もあります。特に土地の形が特徴的な場合や細かく仕様を決めたい方の時にこの問題は起こりやすくなります。

(1)規格を統一してコストを削減する

先ほどのスケールメリットの話にも通じますが、ハウスメーカーの場合は規格を統一して大量生産を行うのが一般的です。そのほうが生産ラインを効率化でき、製造コストを圧縮できるからです。壁や柱などの建物の構造に関わる部分はもちろん、建て具などの仕様もなるべく規格統一したほうが全体の予算を抑えることができます。

(2)規格以外をどう対応するか

このことは裏を返せば「規格以外の対応が難しい」ということになります。例えば、狭小地のサイズに合わせて建て物を建てたい、あるいは建て具の仕様をこだわりたいなどの意向が建て主にあった場合は、通常の対応で間に合わないことがあります。その結果、余計な費用が掛かったり、最悪の場合対応そのものができない事態も想定されます。
ある程度初期の段階で、何ができて何ができないのかをハウスメーカーに確認しておいたほうがよいでしょう。

3.ハウスメーカーは話が通じない?

三つ目は、「ハウスメーカーは話が通じない」という意見です。これも大人数を抱えるハウスメーカー特有の現象と言えるでしょう。

(1)営業マンの質が問われる

どんなに派手な宣伝をし、どんなに多くの社員を抱えているハウスメーカーであっても、結局のところは建て主の窓口になるのは一人の営業マンです。当然のことながら営業マンの質にはバラツキがあり、その傾向は社員が多い会社ほど強くなります。残念ながらあまり営業マンに恵まれないと「なに言っても話が通じないなぁ」ということにもなるでしょう。

(2)分業が進んでいることの弊害

さらにこの事態に拍車をかけるのが大企業の分業化です。大手ハウスメーカーですと、営業は営業、建築は建築と部門が分かれていますので、肝心の建築に関する知識が十分でない営業マンも存在します。その結果、技術的な質問を営業にしても明確な答えが返ってこず、「確認します!」と言ったきり放置されたなどという話も聞こえてきます。もちろんキチンとした営業マンもたくさんいらっしゃいますが、自分で担当営業を選べないのが発注する側としてはつらいところです。

まとめ

ハウスメーカーに頼む最大のメリットと言えば、やはりブランド力、大手に頼む安心感でしょうか。しかし、家を建てる時はハウスメーカー以外にも地場に強い工務店や意思疎通ができる建築士にお願いするという選択肢もあります。それぞれのメリットデメリットを理解して自分にあった方法を探してみてください。

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