2016.5.27

知っていると得をする?住宅購入に関わる用語

1.バイケイ … 売買契約書

「バイケイ」とは「売買契約書」のことです。売買契約書には、物件の情報(住所や広さなど)や売り買いされる金額が記されています。この書類に売主と買主の双方が署名捺印し、さらに宅地建物取引士が署名捺印して売買契約書の完成です。
余談ですが、民法上「契約」とは売主と買主の合意があれば口頭でも成立します。例えば、立ち食いそば屋に行って「ざるそば一丁!」と言って店員が「はいよ!」と答えれば、それでざるそばの売買契約が成立するわけです。
さすがに高額な不動産売買でそんなことをしたら後々のトラブルの元ですので、このような売買契約書が存在するのです。

2.ジュウセツ … 重要事項説明書

「ジュウセツ」は「重要事項説明書」を指します。重要事説明書はその名の通り物件に関する重要な事項を記載した書類で、売買契約書とセットで使われます。
実際に売買契約書を手にすると、その薄さに拍子抜けする人も少なくありません。特にアメリカのドラマに出てくるようなスポーツ選手やタレントの契約書を想像していた場合はなおさらです。
実は売買契約書には物件の基本事項しか記載されておらず、詳細はこちら重要事項説明書に書かれています。内容はかなり細かく、大規模なマンションになるとその厚さが数十ページになるものもあるほどです。
物件の売主とその代理人である仲介業者には、買主に対してこの重要事項を契約前に説明する義務がありますので、買主にとっても時間をとられる一大イベントとなります。なお、重要事項説明は買主本人が不要と言っても省略できないことが宅建業法上で定められています。あまり面白い作業ではないかもしれませんが、自分が買う物件の大事な情報です。しっかりと耳を傾けるようにしましょう。

3.キンショウ … 金銭消費貸借契約

売買契約と物件引き渡しの間に行われるのが「キンショウ」、つまり「金銭消費貸借契約」です。
これは住宅ローンを組むにあたり買主と金融機関の間で交わされる契約のことです。
住宅ローンの融資は、物件の引き渡しと同時に行われるのが一般的です。その融資実行に先立って行われるのが金銭消費貸借契約です。融資実行までどのくらいの期間を設ければ良いかは金融機関によって異なりますが、特に日常的に自分のところで資金を持っていないモーゲージバンクなどは時間がかかることが多く、ローン審査も含め売買契約から引き渡しには十分な時間をとることが大切です。

4.ダンシン … 団体信用生命保険

最後にご紹介する「ダンシン」は、「団体信用生命保険」の略語です。これは住宅ローンに付随するシステムです。
簡単に言えば団体生命保険は、債務者(住宅ローンを借りている人)に万が一の事態が生じた時、残りのローンが返済される生命保険のことです。生命保険の中でも特殊な部類に入り、大きな特徴は死亡保険金が遺族に渡されず債権者(金融機関)に直接支払われる点です。ほとんどの住宅ローンでは強制加入となっており、万が一の時に金融機関がローン残債を回収できる仕組みになっています。
生命保険の一種ですので当然保険料はかかりますが、このコストは金融機関の金利の中に含まれている形が主流です。そのため、実際は債務者が負担しているにも関わらず、所得税の保険料控除の対象とならない点は注意が必要です。

まとめ

いかがでしょうか。業者によってはこのような略語が多く使われる傾向もあり、ともすれば買主だけが会話から取り残されてしまいがちです。略語の意味をしっかり理解した上で適切な質問を不動産業者に投げかければ、相手のこちらを見る目も変わり、その後の対応がよりしっかりしたものになるかもしれません。

  • 無料相談予約TEl
  • 無料相談予約フォーム
初めての方

キッズスペースもあります

採用をご希望の方へ
ページ上部へ戻る