2016.4.23

相続と遺贈の違いをご存知ですか?~今のうちに知るべきこととは~

1.遺贈とは?

(1)遺贈と相続の違いについて
遺贈(いぞう)とは遺言書がなければ効力が発生しないのに対し、相続は誰かが亡くなると必ず発生する、という点が異なるものです。もうちょっというと、遺贈とは相続における1つの形式です。
遺贈とは、遺言によって(故人の意思を踏まえて)遺言者の財産の全部または一部を贈与することをいいます。これに対して相続とは、遺言のあるなしに関係なく(故人の意思に関係なく)、法律に従って引き継がれるものです。
この遺贈には種類が2つあると言われています。
(2)二種類の遺贈とは?
遺贈には、「包括(ほうかつ)遺贈」と「特定(とくてい)遺贈」の2種類があります。包括遺贈とは、財産の全部または一部の割合を譲渡することです。特定の財産を指名せず、全相続財産の何分の1という割合で渡す場合も、包括遺贈といいます。特定遺贈とは、特定の財産を指定して譲渡することです。たとえば、△△町□□番地の土地を遺贈する、といったら特定遺贈になります。
ザックリ分けるとすると、預金残高など分割しやすいものは包括遺贈となるケースが多く、家や乗り物といった分割できない固定資産は特定遺贈となるケースが多いと思います。ただし、特定遺贈になるケースはあくまでも対象がはっきりしている場合です。
いずれの場合も遺贈の効力発生日は、相続の開始を知った日です。
(3)遺贈の対象とは?
遺贈によって財産をもらう人のことを『受贈者』といいます。受贈者は、血のつながりのない第三者はもちろんのこと、法定相続人もなることができます。お腹の中にいる胎児でも、受贈者になることができます。ただし受贈者は人間に限られますので、ペットなどの動物は受贈者になることはできません。また受贈者は、自分に遺贈される財産があることを知ったら、遺贈を承認するか放棄するかを選択できます。

2.遺贈と相続

遺贈と相続を混合してしまうことはよくあることかもしれません。普段あまり関わりのない相続分野で、かつ遺贈と相続は共通する点もあるからです。加えて法律が絡むことで一層むずかしく感じてしまうとも推測できます。まずは誰に相談をすればいいのか等、必要に迫られた場合どうすべきかを知るだけでも価値はあるはずです。

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