2016.5.7

ネット生保が良いって聞いたけど、実際どうなの?

1.ネット生保とは

保険というのは従来、分かりづらく手続きが面倒だと思われていました。
そんな折に誕生したのがネット生保。
ネットで手軽に簡単に、しかも保険料まで安い!
こんな印象を人々に与え、2008年頃から台頭してきました。
有名なところでは先駆者であるライフネット生命やアクサダイレクト生命といったところでしょうか。
彼らの出現に影響を受けて保険に加入したい、見直したいという方も多かったのではないでしょうか?

2.ネット生保の勢いは落ちてきている

誕生してから右肩あがりで契約件数を伸ばしていましたが、2012年頃をピークに伸び悩み、最近では新規契約者がピーク時の半分程度までに落ち込んでしまっているようです。
メディアでも大きく騒がれたネット生保がこんな短期間で勢いを失ったのはどうしてでしょうか?
(1)実は保険料は安くない!?
ネット生保に対するイメージを教えてください。
こう聞くとほとんどの方は「保険料が安い」ことを真っ先にあげると思います。
店舗を構えてないのでその分の賃料や人件費がいらないですし、ネットで手続きが完結できるように保険の内容をシンプルにしているから保険関係費も抑えられる。
結果として保険料を他社と比べて安く設定することができる。
確かにそうでした。以前は。
ネット生保の台頭を、既存の保険会社がただ指を加えて見ているはずはありません。
新たに商品開発をし直したり、各社ネットや通販での保険販売を強化したり、健康割引などの条件に応じた割引を設定するなど、ネット生保にお客さまを持って行かれないように対策を打ってきました。
その結果として、現在ではネット生保も他の保険会社も保険料はほとんど変わらない状況になっています。
(2)手続きが意外に面倒
保険加入の際には職業や健康状態の告知、保険加入の意思確認など、かなり多くの項目を確認が必要です。
慣れない項目を多く入力しないといけない。
これが案外面倒だという人が多いようです。
保険の担当者と直接会っての申込であれば、担当者が一つ一つ申込書の書き方を説明してくれますが、ネット生保の場合は自分でそれぞれの項目の書き方を調べるか、わざわざコールセンターに電話しないといけません。
そしてこれは申込の時だけでなく、実際に病気などで保険金の請求をする際にも同様のことが起こります。
ネットで全て手続きができるので手軽かと思いきや、実は担当者に教えてもらいながら手続きをする方が簡単なのではないか。
こういった情報がネットで拡散されて、ネット生保に二の足を踏む方が増えたようですね。

3.ネット生保での加入に向いている人

ではネット生保で保険に加入するのはダメかといえば、そんなことはありません。
ネット生保で扱う保険商品のなかには他社と比較してまだまだ保険料が安い商品や、保障性に優れたよい商品があることは事実です。
また、手続きも自宅にいながらいつでも行うことが可能です。
なので保険に詳しい人、自分で保険のことを勉強できる人、決断力がある人(自分で全部決めたい人)、こういった方々であればネット生保の活用もアリだと思います。

まとめ

とはいえ、ネット生保の台頭を既存保険会社が静観しなかったように、ネット生保各社も今の状況を打開しようと色々と策を講じているはずですので、今後状況は変わっていくでしょう。
保険というのは商品も仕組みも状況によって変化していくのが常です。
一般の方が全てを把握するのはなかなか難しいでしょうから、できればまずは信頼できる専門家に相談するのがオススメです。
その上でネット生保を含めて比較してみるということであれば、より納得して保険を選択できるのではないでしょうか。

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