2015.10.12

子供の医療費助成制度は地域によって内容も違うの?

1.主な医療費助成制度

助成制度については様々な種類がありますが、今回は子供の医療費助成制度について分かりやすく記載します。地域によって違う医療費制度、思わぬ負担増にも!?子供の医療保険は必要?必要ない?そんな疑問にも分かりやすく解説していきます。
(1)医療費助成制度とは
医療費の助成制度は様々な種類があります。一般的に認知されている制度は、子供の医療費支援制度になりますが、それ以外にも精神通院の医療費の一部を支援する自立支援医療費制度や医療費が高額になってしまった場合に支援する高額療養費制度などがあります。その他、自治体によって様々な助成制度がありますが今回は子供の医療費助成制度について詳しく記載していこうと思います。
(2)子供の医療費助成制度とは
子供の医療費助成制度は対象年齢の治療に掛かる健康保険診療の自己負担金額を支援してくれる制度で実質自己負担金額は無料となります。どこの地域でも一緒でしょ?と思われている方も少なくないのですが、実は制度内容については厚生労働省で決められているものではなく各自治体によって対象年齢や支援内容が決められているので、地域によって内容は異なります。
例えば通院による医療費が22歳まで対象年齢になる地域もあれば小学1年生までの地域もあります。東京23区は各区でも制度内容は様々です。対象年齢については中学3年生までが一般的でしたが千代田区や北区などは高校3年生まで対象年齢になっております。これは、高校に通っていなくても高校生相当の年齢まで対象となります。
ただし、子供が就職して扶養から外れた場合などは対象外となるので注意が必要です。その他、入院中の食事代(標準負担額)まで支援してくれる区も多くあり、東京23区内でも助成制度は一律ではありません。特に子供は小さい間は熱を出したり風邪をひいたり成長期にはケガをしたりと病院に通う回数も多いかと思います。
制度により家計へ掛かる負担も変わってきますので、制度内容で住む地域を選んでいる方も少なくないそうです。今後転居予定がある方は、今まで住んでいた地域の制度と異なる場合がありますので事前に役所などに確認しておかれると良いでしょう。

2.子供の医療保険は必要?

「子供に医療保険は掛けておいた方が良いでしょうか?」という質問を頂く事がしばしばありますが、結論から言うと医療費制度の対象年齢期間については必要ないでしょう。では、加入するとすればいつからが良いのでしょうか?考え方は様々です。
例えば医療費制度の対象年齢外になった時から掛けておくと終身医療保険であれば保険料はずっと安いままというメリットがありますので、将来子供の保険料負担を減らす事が出来ます。逆の考え方としては、保険商品は年々変わってきます。現在は入院保障をメインとしていますが、昨今の医療現場では入院は短期化傾向で通院治療が多くなってきています。
今後の保障内容の改正も考えられるので、子供が独立してから自分達の生活にあった保険を加入してくれたらという考え方もあります。また、ここでは詳しく説明しませんが高額療養費制度もありますので、治療費に関しては過度に心配される必要性はないかも知れません。

3.まとめ

一般的に認知されている子供の医療費制度について記載しましたが年齢はもちろん入院費や通院費、入院中の食事代など支援制度は様々です。又、所得によっても支援の内容が変わる地域もありますので確認しておきましょう。保険の必要性については、助成制度の内容と保障内容をしっかりと把握した上で検討する事が大事です。

執筆:久保田正広

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