2016.9.6

保険に入る。それはなぜ?


多くの人が保険に加入している理由とは?

保険に入る。それはなぜ?

1.生命保険は90%が加入しているが……

一般的に保険といえば、人の死亡や病気などに備える「生命保険」を思い浮かべる人が大半でしょう。そして日本で何らかの生命保険に加入している世帯は、全体の90.5%にも上るというデータがあります。(※出典 公益財団法人生命保険文化センター 「平成24年度生命保険に関する全国実態調査」より)
周囲を見渡せばみんな何かしらの保険に入っているということですね。

では自分が加入している保険について、どんな時にいくらの保険金がもらえるのか、保険料はいつまで払っていくのかなど、詳細を理解している人はどのくらいいるでしょうか?

私がファイナンシャルプランナーとして相談を受けている限りでは、保険加入者の2~3割にも満たないと感じています。
これはそもそも明確な理由を持って保険に加入したのではなく、親戚知人に勧めらたり、社会人になりたての時に会社に来る営業のおばちゃんから勧められてなど、付き合いや勢いでなんとなく加入してしまったことが原因です。

しかしこれではせっかく保険に加入していたとしても、安心して生活できるでしょうか?
いざという時にすぐ保険のことを思い出し、スムーズに保険金請求ができるでしょうか?
難しいですよね。

保険に加入する際には、そもそもなぜ加入するのか、この保険は自分にとってどんな役割を担うのかということをしっかりと理解しておくことが大切になるのです。

2.保険は大きなリスクに備えるもの

例えば小さな子供のいる家庭でご主人が死亡してしまった場合。
残されたご家族の生活費に加えてお子様の教育費、奥様の老後までの資金も必要です。
さらに今まで毎月入ってきたご主人の給料は当然入ってこなくなりますので、こんなケースでは数千万円ものお金が必要になってくることが多いです。
その数千万円を貯金で貯められていれば問題はありませんが、実際は若いご夫婦がそんな金額を貯めるのは難しいですよね。

こんな時に保険が活躍するのです。

そもそも保険とは、「不意に生じる大きなリスクに備える」ために活用するものです。
月々数千円支払っていれば、万一の時に数千万円が受け取れる。

1人で数千万円を用意するのではなく、多くの人から少しずつお金を集め、必要な時に必要な人にまとめて保険金を支払う。
こんな助け合いの精神から生まれた仕組みなのです。
保険には生命保険以外にも様々なものがありますが、どんな保険でもこの基本的な考え方は変わりません。

保険に加入していれば、ご主人に何かあったとしてもその後安心して生活ができます。
逆を言えば、保険に加入していない場合、そんな万一が訪れた場合の不安を常に抱きながら生活していかないといけないということです。

この「安心感」が保険に加入する最大の理由なのです。

3.人によって安心感は違う

安心感を得るために保険に加入するということですが、これにはもう一つポイントがあります。
それは、人それぞれ安心感は違うということです。

例えば上記の小さなお子様がいる若いご夫婦の例ではご主人が亡くなった場合には数千万円の保障が必要で、それに保険で備えることで安心を得ることができました。
一方、独身の男性で特に扶養する家族もいないケースでは、もしその方が亡くなったとしても葬儀代などが賄えれば十分で、数千万円もの大きなお金は必要ないですよね。

また病気についても、身体が非常に丈夫で怪我もしたことがない人と、病気がちで入院や手術の経験がある人とでは、病気に備えることで得られる安心感は違いますよね。

このように安心感は人によって異なるので、自分は何に対して、どの程度備えることが安心につながるのかを十分に理解して保険を選ぶことが鍵になります。
自分に必要のない保障に備えたり、目的は合っていたとしても必要以上に大きな金額を備えてしまったりするとせっかくの保険料が無駄になってしまうのです。

まとめ

保険が今日これだけ私たちの生活にとって身近なものになっているのは、保険がこれまで多くの人々の万一の場合を救い、たくさんの安心を実現してきたからに他なりません。
また、最近では万一の保障目的ではなくセカンドライフの安心に向けた資産形成の手段として保険を活用する方も増えています。

いずれにせよ、保険は有効に活用すれば本当に安心を得られるものです。
まずは自分がどんな安心を求めているのかを、一度考えてみてはいかがでしょうか?

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