2015.11.5

みんながそうしているから3,000万円?適正な保険金額の決め方

1.保険金の適正金額

(1)死亡保険金
生命保険を加入する際にご遺族が受け取る保険金の設定をいくらにすれば良いのかは悩ましい問題の1つです。言われるがままに保険金額を決めていませんか?知人や友達などと一緒にしていませんか?保険金の設定を間違えると必要以上の保険料を支払う事になりますし、万が一の際に金額が足りないという事にもなり兼ねません。
保険金の金額は人それぞれ生活環境によって変わります。では、まず死亡保険金はどうやって決めるものなのか説明していきましょう。個人が加入する死亡保険金の基本的な目的は自分が亡くなる影響で経済的に困る人の為のものです。つまりその方の収入の代わりと言えます。子供がいる家庭では収入は大きく分けると下記のものに割り当てられます。
・生活費
・子供の学費
・住居費
万が一の場合、これらの事を賄う事が出来る金額が必要になります。これを必要保障額といいます。計算式にするとこのようになります。
相続税2割加算
後はそれぞれの支出項目をどれだけの期間で考えるかです。生活費の必要保障額は定年までの期間もしくは末子が独立するまでの期間で考えるのが一般的です。定年までの期間で考える場合、例えば現在30歳であれば35年間分、40歳であれば25年間分となるわけです。
また子供の学費は進路によって大きくかわりますが平均総額は1,500万円程になります。住居については、賃貸か持ち家で必要保障額は大きく違います。持ち家の場合は団体信用生命保険に加入していれば保険金は必要ありませんが、賃貸の場合は配偶者の平均余命まで考えなくてはなりません。
気付かれた方もいらっしゃると思いますが年齢が上がるほど必要期間が短くなるので、必要保障額は少なくなります。以上が適正な保険金の考え方や計算方法ですが、それでも具体的な必要保障額はなかなか出せるものではありません。
例えばどこまでの支出を生活費として考えるか?実際に自分達が貰える遺族年金の受給額はいくらなのか?中学から私立に行かせたいけど1,500万円で足りるのか?など具体的な金額の把握が難しいからです。これに対し有効的な手段としてライフプランニングというものがあります。保険を加入する際は、ライフプランニングをしてくれるところで相談を受けられると良いでしょう。
(2)保険料
保険金と保険料は言葉が似ていますよね。混同してしまわないよう説明すると保険金は必要保障額の事をさします。一方保険料は必要保障額に対して契約者が支払う金額の事を言います。この支払う保険料は、加入する年齢又は、更新する年齢によって決まります。保険金でご説明しましたが、必要保障額は年齢が上がれば下がりますが保険料は上がりますので、注意が必要です。又、病歴や健康状態によっては割増になる場合があります。

2.死亡保険金の受取方

(1)一括受取
保険金を受け取る場合、受け取り方も何種類かあります。ここでは一括払いと分割払いについてご説明します。まず一括払いですが保険金をまとめて一回で受け取る方法です。大きな支払いや金額が必要な場合に充当する事が出来ます。ただしデメリットとしては、一括受取と分割受取を選択出来る場合は保険金の総額は一括受取の方が少なくなります。
また、一括で保険金を受け取った場合の難しいところは大きな金額が手元にあるとついつい使ってしまう事です。気づいたら生活資金が足りなくなってしまうという事にもなりかねません。一括で受け取る場合は計画的に取り崩していく必要が求められます。
(2)分割受取
保険金を分割で受け取る事が出来る代表的な保険に収入保障保険というものがあります。この保険は設定した保険金額が毎月ご遺族に支払われます。例えば30歳の方が保険期間65歳、毎月の保険金10万円と設定した場合は、65歳まで毎月10万円が支給されます。
10万円を少なく感じる方もいるかと思いますが保険金額総額は4,200万円です。メリットとしては、一括受取よりも総額は多くなります。又、定期的かつ定額が支給されるので計画的に使う事が出来ます。

3.まとめ

冒頭でも書きましたが死亡保険金の基本的な目的は、自分が亡くなる影響で経済的に困る人の為のものです。適正な保険金額を設定しないとせっかく保険料支払っていたのに不足してしまうという事にもなりかねません。保険金の過不足が無いようにライフプランに基づいて保険金額を設定しましょう。

執筆:久保田正広

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