2015.12.24

年末調整では生命保険料控除が大活躍?そのためには利用者の知識も必要に

1.生命保険料控除で年末年始が楽しみに

年末調整と生命保険料控除。この二つをよく理解したら『年末調整が面倒だ』とも思わなくなるかもしれません。漢字だらけだし、あまり聞き慣れない言葉も多く難しい印象を持たれてる人が多いと思います。ここでは苦手意識を持ちやすい年末調整と生命険料控除、それぞれの特徴と利点に着目して内容を理解していきます。
(1)年末調整とは?
サラリーマンや公務員などの給与所得者に対して事業所等が支払った1年間(1~12月)の給料・賞与や賃金及び源泉徴収した所得税等について、原則として12月の最終支払日に再計算し所得税の過不足を調整することです。年末調整で利用できる控除にも種類がありまして、今回はその中で生命保険に加入している方を対象とし控除内容をお伝えしていきます。
(2)生命保険料三つの控除種類
契約日が平成24年1月1日以降のご契約から税制改正後の生命保険料控除制度(新制度)が適用されます。新制度では、三つの生命保険料控除があります。該当する三つは『一般生命保険料控除』『介護医療保険料控除』『個人年金保険料控除』となります。一定の保険料を払うことで所得控除を受けることができます。これを生命保険料控除といいます。

2.払い込んだ保険料をムダにしない方法

月々の保険料もこれから先ずっと払い続けていくとなると、金額もそれなりになります。いくら安かったとしても払った分が返ってこないとなれば、コストを抑えることに意識が向きがちです。そこで知っておくとタメになるのは年末調整と保険料控除の関係です。次の項では、三種類の控除内容について詳しくお伝えしていきます。
(1)生命保険料控除三つの要素について
生命保険料控除三つの要素は以下の通りです。
『生命保険』は、人間の生命や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする保険で、契約により、死亡などの所定の条件において保険者が受取人に保険金を支払うことを約束するものです。『介護医療保険』は、みなさんよく勘違いされるのですが介護医療という保険ではなく、『介護』と『医療』の保険です。厳密に言えば、入院・通院等にともなう給付部分にかかわる保険料の事です。『個人年金保険』は、民間の保険会社が販売している金融商品の一つです。保険の仕組みを使い、保険料の拠出が前提となっている年金制度です。
(2)控除額は最大で○○万円!?
控除額は、年間に支払う保険料によって異なり、各保険料それぞれに関して所定の表に従って計算します。平成24年以降、一般の生命保険と個人年金保険、介護医療保険を契約する場合は、合計で最高?万円の控除となります。また平成23年?月31日以前の契約は、旧一般生命保険料と旧個人年金保険料として控除額が異なります。

3.年末調整を利用しない手はない

保険料を払っているなら年末調整を利用しない手はありません。というのも給与を支払う際は、所得税および復興特別所得税の源泉徴収(天引き)を行っています。1年間に源泉徴収した所得税とその人が納めるべき所得税は必ず一致するかというとそうでもありません。その人が納めるべき所得税を計算してその差額を調整(還付または徴収)する作業が年末調整なので、自分の税額が適正かどうかを知るためにも年末調整をするべきだと思います。
(1)控除した場合としない場合の違い
生命保険料控除をした場合としない場合では軽減効果の点から見ても一目瞭然です。利用しない場合は給与等の総所得金額から、まず給与所得控除・基礎控除等があり、残りの課税所得(税金の対象となる所得)に所得税・住民税等の税率をかけて税金分を算出します。これが保険料控除を利用した場合は給与所得控除・基礎控除等に加え『生命保険料控除』となるので、生命保険料控除の所得分だけ違いが出てきます。
(2)生命保険料控除が優れている点
『生命保険料控除』は、所得控除の一つです。その年の1月1日から?月31日までに支払った生命保険の保険料に応じて一定金額を契約者(保険料負担者)の所得から差し引くことができる制度で、税率を掛ける前の課税所得が低くなることにより所得税、住民税の負担を軽減させることができます。何かしらの保険に加入しているという方は、控除対象かどうかを調べてみることをお勧めします。

4.まとめ

生命保険に加入しているのであれば、生命保険料控除を活用しない手はありません。控除は自分から動かないと何も始まりません。まずは生命保険料控除がどのような契約で対象となり、控除額がいくらかなどを確認しましょう。早くやるにこしたことはないので、すぐにとりかかるといいと思います。この機会に控除を利用して、よりよい暮らしを実現してほしいと思います。

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