2015.10.12

共済と保険はどっちが良いの?共済って本当に安いの?

1.共済とは?

保険より掛け金が安い共済にとりあえず入っいたけど、このままで良いの?保険より共済の方がコストパフォーマンス良いって本当?共済より保険を選ぶのは何で?保険と共済は似て非なるもの。どちらにしようか悩んでいる方はこれで解決。
(1) 共済と保険会社の違い
全労災や都民共済、県民共済、コープ共済など共済の数は保険会社同様に多々あります。細かい違いは沢山ありますが加入者に関わってくる大きな違いを挙げて見ます。
①共済は組合員でないと保障制度を契約出来ない。例えば都民共済加入資格は都内在住もしくは勤務先が都内の方しか加入出来ない。保険は原則日本国内の誰でも契約可能。
②共済は掛け金が一律。保険は性別や加入時の年齢で保険料が変わる。
③共済は、非営利なので営利会社の保険と比べて保険料が安め。
④共済は毎年割戻金がある。(都民共済平成26年総合保障型32.64%)保険会社は配当金があるが共済の割戻金ほどは無い。
⑤共済は商品種類が少ない。保険は商品種類が豊富。
⑥共済の死亡保障では不足の場合がある。保険は必要保障額を準備出来る。
⑦共済は65才以降の保障が少なくなる、又は無保障になる。保険は終身であれば保険料も保障も生涯変わらない。(終身共済を扱う共済もありますが割戻金はありません。)
⑧保険は破綻した場合、責任準備金等の90%まで生命保険契約者保護機構が補償。共済は補償無し。
共済と保険の違いが分かってきましたでしょうか?それでは共済についてもう少し詳しく解説していきましょう。
(2)共済の主な商品
共済には保険でいう損害保険や生命保険に類似した商品がありますが今回は生命保険に類似した生命共済について解説していきましょう。
それでは、都民共済を例に掛け金2,000円の保障制度をいくつか挙げてみましょう。主な保障内容は入院・通院(事故のみ)・手術・死亡になります。
・子供2型(0歳~18歳)入院10,000円通院4,000円病気死亡400万円
・総合保障2型(18歳~60歳)入院5,000円通院1,500円病気死亡400万円
・総合保障2型(60歳~65歳)入院5,000円通院1,500円病気死亡230万円
・熟年型(65歳~70歳)入院2,500円通院0円病気死亡100万円
・熟年型(70歳~80歳)入院2,500円通院0円病気死亡50万円
・熟年型(80歳~85歳)入院1,000円(事故のみ)通院0円病気死亡30万円
以上が2,000円の主な商品になります。その他に4,000円プランなどもあります。掛け金は85歳まで一律ですが保障内容は年齢によって少なくなっていきます。

2.共済と生命保険はどっちが良いの?

(1)共済は本当に安い?
掛捨て保障ではありますが、割戻金がありますので実質負担は現在のところ掛け金の70%くらいになります。例えば30歳~85歳まで2,000円のプランで続けた場合掛け金総合計が132万円。30%の割戻金があると仮定した場合、92万4,000円になります。保障は先細りになりますが、死亡保障から入院までパックになっているのでコストの概念から考えると割安に見えます。
しかし85歳まで入院が無ければ92万円は戻って来ません。果たして割安と言えるでしょうか?例えば保険会社で収入保障保険金総額2,000万円を65歳迄、入院保障を70歳迄の保険料が戻ってくるタイプでカスタマイズした場合、収入保障のコストは約61万円。入院保障のコストは70歳で全額戻ってくるのでコストは0円。
大きな死亡保障と入院保障を必要時期まで用意して、コストは61万円です。保険は必要保障をカスタマイズすることが出来るので、共済よりコストが高くなるとは限らないのです。
(3)結局共済と保険どっちを選べばいいの?
共済も保険も加入者の考え方によりますので、一概にどちらが良いとは言えません。自分は共済と保険のどちらが合っているのかを判断する大きなポイントが下記の3つになります。
①月々の料金負担・・・保障は付けたいけどとにかく月々の料金を抑えたいという方は共済。
②保障内容の設定・・・自分達に合った保障をしっかりと付けたい方は保険。
③コストパフォーマンス・・・掛捨て保険を組み合わせた場合は共済の方が良い。積立性保険の組み合わせ方次第で保険の方が良くなる。

3.まとめ

共済は月々の掛け金が一律で安いから良いというのは一理あると思いますが、とりあえず共済に入っておけば良いという事は少し言い過ぎかも知れません。むしろとりあえず共済に入っていたが、年齢が高くなるにつれ保障が気になり保険に変えるとなると当然保険料も高くなりますので、コストパフォーマンスは悪くなります。とりあえずではなく、自分達が今後どういうライフプランを描いていくのかを考えて選ぶ事が大事です。

執筆:久保田正広

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