脱サラして独立!保険見直しのポイントとは?

2018.9.7

脱サラして独立!保険見直しのポイントとは?

脱サラして起業すると生活環境は大きく変わります。そのような状況で保険は今のままで大丈夫でしょうか?多くの方が会社員の生活を前提に設計しているはずです。それでは、新しい生活環境にあった適切な保障内容とは言えないかもしれません。今回はそのような時にどう保険を見直せばよいのかポイントを解説していきます。

1.保険の見直しを考える前に

保険を見直す前に知っておきたいポイントとは?

(1)保険には「保障」と「貯蓄」の2つの機能がある
保険には一般的に「掛け捨て型」と「貯蓄型」の大きく2つの種類があります。基本的に「保障」のみを重視するなら「掛け捨て型」、保障と貯蓄も準備したい場合は「貯蓄型」を選ばれることが多いです。ただ、保険の見直しにあたっては、必要な準備も人それぞれですので、まずは「万が一何かあった時に不足してしまうお金に対応できるか」を考えることが大切です。

(2)起業家(自営業)と会社員の社会保障の違いって!?
起業家(自営業)と会社員とでは受けられる社会保障に差があります。特に大きな差があるのは「年金」と「健康保険」ですので、保険を見直すにあたっては考慮しておかなければなりません。
まず、「年金」についてみていきましょう。起業家(自営業)の場合は国民年金、会社員は厚生年金に加入します。仮に年収が同じ500万円の人の場合、65歳から受け取れる年金額(1年あたり)はそれぞれ以下のとおりです。

  • 自営業・・・約75万円、
  • 会社員・・・約200万円

その差はなんと約125万です。これだけ1年間でもらえる年金に差があります。1年でこの差ですから、老後のことを考えるととても大きな差であることがわかります。
次に「健康保険制度」についてみていきます。一般的には、起業家(自営業)は「国民健康保険」、会社員は「健康保険」に加入します。
保険の見直しを考える上で最も考慮すべき点は「国民健康保険」には「傷病手当金」が無いことです。それはつまり、起業家(自営業)の方が何かの理由で休職しなければならない状態になったとしても、給料を補填してくれるような公的な制度がほとんど受けられないことを意味するのです。
※「傷病手当金」とは仕事以外の事由で病気やケガを理由に休職した場合、1年6か月間は給料の「3分の2」が支給されるという制度のことをいいます

このように起業家(自営業)になると会社員のころと比べ、公的な保障が縮小することも保険の見直しを考える上で理解しておかなければなりません。

2.保険の見直しのポイントとは?

それでは、ここからは会社員から起業家(自営業)になった場合の保険の見直しのポイントについて解説していきます。ここでは特に重要な3つのポイントについて解説します。

(1)就業不能状態になったときに備えはあるか?
もし、がんなど大きな病気などにより長期療養を余儀なくされた場合、起業家(自営業)は傷病手当金がないため、収入がゼロになってしまうことは先ほど説明しました。
ではそのような時どうすればよいでしょうか。ある程度まとまった貯金があればそれほど問題ないかもしれませんが、起業したばかりのころだと、業績も安定していなかったり、貯金を取り崩しながらの生活をしているかもしれません。そんな状況で、万が一のことが起こったらどうでしょう?何の経済的な準備をしていなければ、大変なことになってしまいますよね。
ですので、もし、保険で準備するということであれば、せめて最低限の数か月分の給与+治療費をカバーできる備えはしておくべきだと思います。

例えば、保険の中には

  • 月々の給与を代わりに支給してくれるタイプのもの
  • がんなどの大きな病気になったときに給与の数か月分を一時金として受け取れるタイプ

もあるので、そのようなものを選択肢としてもっておくと良いかもしれません。

(2)死亡したときのリスクに備えられているか?
次に亡くなってしまったときの備えについてです。起業家(自営業)の場合、会社員のころと比べ、遺族年金が少なくなります。そのため、残された家族のためにより一層の経済的な準備が必要になります。
では、自分が亡くなった時に残された家族にいくら残してあげたら良いのでしょうか?1000万円?それとも1億円でしょうか?色々な情報はあるかもしれません。
ですが、その情報をそのまま自分に当てはめてはいけません。
なぜなら、亡くなった時に必要な金額というのは、その家族の生活環境、貯蓄状況など個別の事情で変わってくるからです。なので、亡くなった時にいくら必要なのかご自身の状況をしっかり把握した上で、足りないところを保険などの手段で補うという考えを持つことが大切です。

(3)老後資金の準備はできているのか?
3つ目に老後資金の準備についてです。起業家(自営業)の方だと会社員と比べて年金が少ないことまた、退職金がないことを忘れてはいけません。老後資金の準備の仕方については様々な方法が、貯金、運用、保険などなどどれも一長一短あります。
それぞれの方法をしっかり理解した上で、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。もし保険で準備するのではあれば、万が一の保障部分と貯蓄部分のバランス、また、ほかの金融商品とのバランスを考えながら選んでいくこと大切です。

3.まとめ

会社員が脱サラして起業家(自営業)になると、生活環境の変化だけでなく、社会保障など公的な制度も大きく変わります。それらをしっかり理解した上で、万が一の時でも家族を守れるような備え、老後も安心して暮らしていける準備をしていくことが脱サラして自営業になった方にとって大切です。

 

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