2015.8.10

お金の貯め方必勝法!楽々貯蓄額が1000万円になる3つの貯金術

お金の貯め方必勝法!楽々貯蓄額が1000万円になる3つの貯金術

無駄遣いしている訳ではないのに、どうもお金が貯まらない、お金の貯め方がわからない。実は貯蓄額を1000万円単位にするにはちょっとしたコツが必要です。誰にでも楽々できて確実に貯まる貯金方法があります。そのコツとは・・。

1.楽々できるお金の貯め方

実はお金の貯め方は3つしかありません。1つ目は支出を減らす。2つ目は収入を上げる。そして3つめは資産を運用して増やす。これら3つの方法について詳しく見て行きましょう。
(1)支出を減らす
支出を減らせれば、当然お金が残って貯まるはずですが、実際に支出を減らすために節約ばかりでは精神的に辛い、長続きしない、結局貯まらないということになってしまいます。ダイエットと同じで楽々かつ永続きできる方法でないと貯蓄額を1000万円単位にしていくことは難しいでしょう。ではどうすればよいのでしょうか?
はじめに、1ヶ月で貯めるべき貯蓄額を決定します。そうすれば、1ヶ月に使っていい金額が自動的に決まります。支出を削っていくのではなく、お給料をもらった時に貯金する仕組みにして、残った分を使うようにします。発想を転換するだけで、まずは少し気持ちが楽になるでしょう。
時には予定より余ったという月もあると思います。そんな時は、自分にご褒美!余った分は使いましょう!楽しくお金を使うことが長続きのコツです。
しかし、貯蓄したい額を決めたら、どう計算しても1ヶ月のやりくりが赤字になってしまう。何か支出を削らないと現実的には無理と思っているあなたに、楽に支出を減らす方法をお伝えします。
〔楽に支出を減らす3ヵ条〕
第1条 家計簿はつけない
こんなにまじめに家計簿をつけているのにちっとも貯金が増えないんです、という相談をよく受けます。これ、実は当たり前なのです。家計簿というのは過去の実績を集計しているに過ぎません。従って、その過去データから分析して問題点を抽出するのには役に立てることができます。
しかし、家計簿をつけているだけでは未来に向かって貯金が増えて行く効果はほとんど期待できません。家計簿をやめるだけでも楽々貯蓄の第一歩です。
スポーツクラブの会費は有効利用できているか、携帯電話やインターネットのプランは適切か、無駄な保険料は払っていないか、住宅ローンの金利は相場より高くないか。なんとなく継続して払っている料金、実はこれらが最も簡単かつ効果的な削減ができる支出です。
第2条 生活費の目安・平均値に縛られない
食費は手取り収入の○%に、光熱費は平均でいくら・・。ちまたにあふれる目安や平均値。そんな数字に縛られたくないですね。食費にお金をかけたい方もいれば、趣味にお金をかけたい方もいます、お金の使い方は人それぞれです。使っていいお金の範囲では、自由に使いたいですね。
第3条節約豆知識はほどほどに
水道光熱費や食費などを削って節約する話がブームのようになっています。しかし、ここではあえて節約の豆知識のような話は紹介しません。お金が貯まること楽しむ、ストレスを感じない方法でやる。これが貯金を増やす極意です。
(2)収入を上げる
収入を上げる簡単な方法なんてあるのでしょうか?確かに額面の収入を増やすのは一朝一夕ではかないません。ただ、手取り収入を増やす方法はあります。その代表例が所得税を減らして可処分所得(手取り収入)を増やす方法です。
1つめは生命保険料控除、地震保険料控除、確定拠出年金による控除などの所得控除です。貯蓄型の保険や確定拠出年金であれば節税して手取り収入が増えるだけでなく、確実に貯蓄額が増えて行く仕組みもできるので一石二鳥です。
2つめは住宅を購入して住宅ローン控除という税額控除を受ける方法です。これは10年で最大500万円※もの節税になる極めて効果の大きい節税になります。但し、申告をしなければ控除を受ける事はできませんのでお忘れなく。(※本コラム執筆時)

楽々できるお金の貯め方-2

(3)資産を運用して増やす
アベノミクスの影響もあってここ数年は何をやってもうまくいく相場展開となり、金融資産が相当増えた方が続出しました。しかしそうはいっても、怖い、やり方がわからない、なかなか一歩目を踏み出せない方が多いのが現実です。そこで、誰にでも手軽にできて、資産形成効果の高い手法をご案内します。
①借金を減らす
いわゆる資産運用を始める前に確実な運用効果が見込めるのがこの借金を減らすことです。例えば住宅ローンを借りている場合、繰上返済はノーリスクの資産運用に成り得ます。今や銀行の預金金利はほぼ0%。一方、住宅ローンは史上最低金利とは言っても1~3%程度。仮に2%とすれば、繰上返済をするだけで安全確実に2%の運用ができる事になります。
住宅ローンを借りていないあなたも、借金をしているかも知れません。クレジットカードのリボ払いやカードローン、キャッシングなどです。なんと借入金利は年率にして9%~18%です。住宅ローンの金利が1%程度であることを考えると恐ろしく高い金利です。これを気にせずに利用されている方が非常に多いのです。
もちろん、どうしても買いたいものはあると思います。セールで安くなっている、今ほしい・・でも、冷静に支払う利息を計算してみましょう。余分な高い利息を払っていれば、当然貯金できる金額も減ってしまいます。
②資産運用で失敗せず資産を増やす
株式投資なら1年で5%、10%、あるいはそれ以上増やすことは可能です。しかし、10%増える可能性のある運用手段は逆に10%減る可能性を併せ持っています。では、資産を減らすリスクを最大限抑えて、確実に資産形成していく方法はあるでしょうか。
運用というと安い時に買って、高い時に売る。これは確かに理想です。しかし実はこれはプロでも難しい手法です。ではどうしたらよいのでしょうか?
その答えは「長期・分散投資」です。投資の手法はこれだけではありませんが、プロのファンドマネジャーや機関投資家でさえ使用しているベーシックな手法です。長期というのは10~30年単位の超長期になります。また分散とは国内株・国内債券・外国株式・外国債券などいずれかの投資対象に集中させずに分散して投資することです。
長期分散投資と合わせて行いたいのが「ドルコスト平均法」と呼ばれる手法です。毎月同じ金額を継続して積み立てをする仕組みです。これにより割安な時には多く仕込め、割高な時には少しだけ買うことになります。この結果、高値づかみを防いで、どんな相場であろうと、人間の弱い心理に影響されることなく、平均購入単価を抑えて積立していけるのです。
③住宅を購入する
貯金の話なのに何故不動産やローンの話なのかと思われるかも知れません。しかし、不動産も取得も立派な資産形成のひとつです。しかし最も大切なことは、衣食住の必須の要素である住まいの方法をちょっと工夫するだけで、知らず知らずの内に貯金ができているのと同じ効果が得られる点です。
今は空前の超低金利。また土地の価格も40年前の水準まで値下がりしています。ですから家賃並みもしくは家賃より低い返済額で住宅ローンが組める時代です。定年退職までに返し終われば、老後のローン返済は0になります。
購入から30年も経てば、建物の流通価値は0に近くなってしまいますが、あと30年くらい十分に住めます。さらに土地はまるまる残ります。言い換えれば家賃の代わりにローンを払えば老後に家という資産が手に入ります。
もちろん固定資産税やリフォームなどは別途必要になりますが、住宅ローン減税や金利優遇制度など国の支援制度を使えばその程度の費用は打ち消してしまいます。賃貸の場合でも2年毎の更新料はかかりますし、老朽化を避けるために引っ越すのであれば引越し代もかかるでしょう。
買い方を間違えればこの限りではありませんが、高金利、地価高騰の時期から比べれば圧倒的に確実な資産形成ができる手段になる時期であると言えます。

2.FPが実践しているお金貯め方

これまで収入を上げて支出を抑えればいいという話をしてきました。つまり収入から支出を引いた額、これを収支と言いますが、つまり収支を大きくすればお金が貯められる基礎ができることになります。しかし、どんなに収支を大きくしても気がついたら全く貯まってないということがよくあります。
年収が高い方に見られる傾向がある例として、いつの間にか生活水準が上がってしまって、本来持っている大きな収支がいつの間にか小さくなってしまうことがあります。せっかく大きな収支を得ているのであれば、すべきことはお金が貯まる仕組みを作って知らず知らずのうちに貯金ができるようにしてしまう事が大切です。
そのためには、ひとつ乗り越えなければいけない作業があります。それは何故貯金をする必要があるのか、もっと具体的に言うと人生において大きな失敗をしないために、貯蓄額を1000万円単位にしなければならない理由は何なのかを十分認識することです。お金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)はそういった個人のライフプランから資産形成をサポートする仕事をしていますが、実際FPがどんなお金が貯まる仕組みづくりをアドバイスをしているのか見てみましょう。
(1)はじめに、ライフプランをたてる
今後いつ頃、どんな目的でお金を使う必要があるのか、大まかな計画をたてます。何年後に、いくら必要だというところから逆算して、お金の貯め方と方法を考えていきです。
それでは目標額が大きくて代表的な例を採り上げてみます。
1年後・・・海外旅行30万円 来年の夏に上海に行きたい
10年後・・・教育資金500万円 子供が大学に行く資金を貯めたい。現在200万円子供用に貯めているので、あと300万円は貯めたい。
30年後・・・老後資金3000万円 毎年2回の温泉旅行は外せないとすると、65歳までに3000万円貯めたい。
(2)ライフプランの実現のために貯める仕組みを作ります。
1年後・・・短期なので値動きの大きいものは避けます。月々いくら、ボーナスでいくらなど、どこから捻出するか考えて銀行預金で貯めていきます。
10年後・・・教育資金のように無かったではすまされない目的には、安定的にお金の貯まる方法で仕組みを作ります。銀行の積立預金or保険で積立or安定性のある金融商品など。
ここで一番大切なのは、どんな貯め方をするかではなく、貯める仕組を必ず作ること。人間はそんな意志が強くありません。貯める仕組づくりが一番重要です。
あまり冒険はできないとすると、10年物国債の金利の0.4%位が目安。月々24,000円を複利0.4%で運用できれば目標に到達できます。そこで手持ちの200万円を国債(10年物・変動金利)に。月々24000円は、学資保険で積み立てすれば、目標達成!
30年後・・・ここでも貯める仕組づくりが重要なのは、10年後と変わりません。ただ、30年という長期にわたってお金を貯めるので、時間と金利を味方につけることができます。分散投資をして年4%は目指そう、とすればこの場合は、バランス型の投資信託の積立を選択。
ポイント
何のためにいつ・いくら必要なのか、目的と時期と金額を設定することがとても大切です。目標を設定することで、達成意欲、進捗状況が把握でき、なんとなく貯めていくよりは、圧倒的に達成確率が高まります。次に、達成するための仕組みを作ります。人間が意志の弱い生き物です、貯める仕組みを作ることで楽にお金が貯められます。

3.実践 1000万円貯金する方法

FPが実践しているお金貯め方を活用して貯蓄額を1000万円にする方法と具体例をご案内します。

  1. いつまでに1000万円貯めるかを決める
  2. 目標とする運用利回りを決める
  3. 月々いくら貯めなければいけないか複利で計算します
    • こちらのサイトが便利です(カシオの高精度計算)
    • http://keisan.casio.jp/
  4. 金融商品を選ぶ
    1. 30年後までに1000万円貯めよう。
    2. 期間は長いし、リスクをとって運用してみる。5%は目指したい。
    3. 月1.2万円積立すれば達成できそうだ。(金利0%なら毎月2.7万円必要)
    4. 毎月1.2万円運用利回り5%で30年積み立てるのに適した運用商品を検討。
    5. 投資信託またはそれに準ずる商品を組み入れる。

まとめ

1000万円単位で貯金することは一見難しそうに見えますが、仕組みづくりさえしてしまえば誰でも楽々出来てしまいますし、また達成感も大きいです。 どんなプランで貯めるかは人それぞれですが、共通していることは目的・時期・金額に応じて最適な仕組みをつくること。お金を貯められる人への第一歩を踏み出してみませんか。

執筆:久保田正広

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