2015.12.5

このままで本当にいい?一般の家計と平均データから見る大きな落とし穴

1.なぜ今になって家計を見直すのか!?

書店へ行くと、さまざまな家計の平均に関連のある書籍が出揃ってる場面に出くわします。なぜ今なのでしょうか。背景にはこれまで企業へ勤めていた会社員の方であれば、終身雇用で退職後もある期間は企業によって保障されていたこともありました。
しかし、現在は自分たちの力だけで老後を生活しなければならない時代が来ています。これだけ家計の平均にまつわるテーマ書籍が売れるのも、取り上げられるのもそれだけ需要があるということの裏付けです。それと同じくして自分の家計がどうなっているのか?と自分たちの家計が気になる方も増えてきている実情もあります。
その点を踏まえ、一度ここで家計と平均を取り上げようと思います。
(1)働き方が選べる時代に必要となる家計
今まで退職するまで一つの会社へ勤め上げてきた働き方とは違って、働き方や会社とのかかわり方にも選択肢が増えてきました。働き方を選べる時代に入ってきた中で必要とされるものは何なのでしょうか。生活をしていくためにも生活資金を確保しなければなりません。そのためには現状の自分ができることを知ることも大事なのではないかと思います。中でも生活する上で切り離せない『家計』に重点を置いて話を進めていきます。
(2)家計に含まれる費用には何がある?
家計と聞いて何を思い浮かべますか?家計を語る上で欠かせないのが家計という言葉の意味です。
家計には収入と支出、そして貯蓄やフローという側面があります。ここで取り上げている主題はその中の『支出』にあたる部分になります。残りの収入や貯蓄、フローもとても大事になりますので、また次回取り上げたいと思います。では、家計の支出にはどういった項目が含まれるのでしょうか?
総務省が取り上げている家計の費用には『食料費、住居費、光熱・水道費、家具・家事用品費、衣服費、保険医療費、交通費、教育費、教養娯楽費、その他の消費』等があります。次は自分たちの家計へそれぞれ当てはめていきましょう!

2.自分の家計を見直す

これまで家計の見直しをきちんと行ったことがない方には馴染みのないことに感じれますが、この機会に家計を見直すコツを掴んでいただきたいので、まずは始めてみます。ここで大事なのは完璧にやることが目的ではなく、自分の家計が一度どの程度か知る機会を作り実行へ移すことです。分かり易くするため何にお金を使用したかをざっとまとめ、紙に書き出し全体を把握していきます。
(1)世帯の家計平均はいくらか!?
総務省が発表している平成27年度8月速報の平均データを見てみます。この表によると一世帯(2人以上)当たり\291,156となります。項目毎の平均をみると『食料費\74,505、住居費\17,975、光熱・水道費\20,419、家具・家事用品費\11,768、衣服費\8,996、保険医療費\11,958、交通費\40,869、教育費\7,860、教養娯楽費\31,339、その他の消費\65,466』となっています。
(2)実践!毎月の家計を計算してみる
総務省で取り上げられている費用項目に自分の月々の支出を振り分けていきます。振り分けが出来たところで、それぞれの支出項目を計算します。計算する際のポイントは細かくやり過ぎないことです。目的はあくまでも支出項目を洗い出して、計算をすることで得る家計を見直すコツを掴む点にあります。面倒で続けたくないと思わないためにも、習慣化できるようになるまではあまり細かいところに目を捉われないようにしたいものです。

3.計算結果をもとに未来計画を立てる

自分たちの家計を数字に出してみた結果いかがでしたでしょうか?意外に使っているとびっくりした方もいたと思います。または、思ったより上手にやりくりできているとひと安心した方も。他にも計算してみたものの自分の収入と支出がよく分からないという人もいると思います。さきほどは過去における家計の洗い出しを行っていただきました。ここからが大事です!過去の家計を知ることも大切なのですが、これから先は将来どういう家計でありたいか?に注意を払っていきます。具体的に言えば毎月いくら使って、いくら貯金をするかなど将来起こりうる出来事を想定して家計をコントロールしていくことが大事になってきます。
(1)まずはどんな生活を送りたいか書き出す
未来計画をするということはより具体的な将来像を設定するということでもあります。より具体的な将来像を知ることで、そのために毎月の『収入・支出・貯蓄』をどの割合でやりくりすべきなのか、自分が改善しなければいけないことが何かなど問題が明確になってきます。これだけでもどのような生活を送りたいかを想像することは大変効果的なことです。行き先が決まれば目的地まで飛行機で行くのか、新幹線で行くのか、バスで行くのか、歩いて行くのか、船で行くのか、より具体的な行動が取れるようになります。
(2)よりよい人生を送るために
いまほど情報に溢れた時代はなかったと思います。これだけ情報が溢れ返っている中で自分たちに必要な情報を得るということは極めて困難にも思えます。ここで一つ言えることはメディアの情報やデータがすべてではないということです。インターネットで普及している情報を鵜呑みにして一喜一憂していては物事の本質が見えにくくなる場合もあります。全く信用しないということではないので、自分で支出額を計算した時と同じように、まずは一度自分なりに解釈をすることをお勧めします。その上で、疑問があるようであればその点を多角的に見比べてみることです。大事なのは自分で考えて、自分に見合った計画を作り行動へ移すことです。

4.家計を見直すことで得られる効果

家計には『収入、支出、貯蓄、フロー』の要素があります。家計を知るといった時には、この四つの要素のうちどこにあたるかを把握している必要があります。自分は収入が少ないから収入を増やす努力をするのか、収入は高いが毎月の支出が多いので支出を抑えたいのか、貯蓄が全然できてないので貯蓄ができる仕組みを考える等、他人によって見直す点は違います。まずは現状を知ることから始めて、そこから自分がどうしていきたいかを計画しましょう。家計を改めることで改善できる点があるのであれば、すぐにでもやることをお勧めします。

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