2015.12.19

知って得する出産のお金事情。ママ友にも教えてあげたい基礎知識

1.出産のお金のこと

出産に必要なお金はいくらか知っていますか?考えたこともないという人がいてもおかしくありません。子供を意識してからこそわいてくる疑問だと思いますので、出産直前でお金が足りないという事態にならないようにここでしっかり学んでいきたいと思います。
(1)出産費用の平均は?
赤ちゃん1人当たりにかかる出産費用は、全国の医療機関で平均47万3626円だったことが、厚生労働省の実態調査で分かりました。最も高いのは東京都で56万3617円です。以下、神奈川県、栃木県、宮城県、埼玉県、茨城県と続いていて、関東周辺の出産費用が高い傾向にあります。都市近郊で物価が高い上、西日本に比べて産科・産婦人科医師数が少ないことも影響している可能性があります。
(2)妊婦健診費用は平均いくら?
いままで検診を受けられてきた方の統計によると、妊婦健診には1回あたり3000円~5000円の検診費用が多いようです。また、検査が多いときには1万円を超える額の負担があります。実際のお財布事情からみると、自己負担額の平均は5万7604円が相場となっています。

2.妊娠・出産は健康保険が利かないってホント!?

妊娠・出産の場合、基本的に健康保険が利きません。妊婦健診や出産費用を用意するとなれば、50万円~100万円程度の金がかかると言われています。ではどのように費用を準備すればよいのでしょうか。ここでは費用を軽減するためのヒントをお話していきたいと思います。
(1)出産に必要な費用を知る
出産にかかるとされるお金は大きく4つあります。『1.健診費用』妊婦健診です。平均10回以上になり合計すると大体10万円くらいになります。『2.マタニティ用品の費用』5万円前後かかります。『3.出産準備用品の費用』出産準備用品が約10万円ぐらいかかります。『4.出産費用』出産費用は病院や部屋のタイプなどによっても変わりますが、大体30万~70万円ぐらいです。1~4すべてを合わせると大体50~100万円ぐらいのお金が必要です。出産費用は出産場所によっても変わってきます。
(2)知っておくべき公的補助制度
出産時の負担を軽減するために、出産時に使える、絶対に覚えておきたい公的な補助制度を紹介します。それぞれ利用できる条件などが異なるため、事前に確認しておきたいところです。
『出産育児一時金』妊娠・出産に必要な費用をサポートするため、1児につき42万円、健康保険から支給されます。『出産手当金』産前42日、産後56日の産休中の給与は基本的に支給されないため、産休中の生活をサポートするために勤務先の健康保険から標準報酬日額の3分の2を支給されるのが出産手当金です。
『高額療養制度』健康保険が適用される3割負担で算出された治療費が、自己負担限度額を超えた場合に支給される医療費です。『高額医療費控除』1年間で一世帯の医療費の支払いが10万円以上になった場合、確定申告で税務署に申請するとお金が戻ってくるものです。『傷病手当金』切迫流産や妊娠悪阻によって会社を休む場合、健康保険から標準報酬日額の3分の2の額の傷病手当金がもらえます。

3.妊娠前・出産前に知っておきたい豆知識

結婚後、子供をそろそろ授かりたいと思ったら知っておきたいことがあります。既に妊娠中だとしても知っておいて損にはならないはず、ここではポイントを絞ってお話いたします。
(1)医療保険に加入する場合
妊娠がわかった後に新規で医療保険に加入する場合、妊娠がわかると入れなくなるか、妊娠・出産による合併症は保障しないという条件つきの契約になる場合が多いようです。それは、妊娠・出産中はハイリスクとみなされるためです。また、帝王切開による出産になった場合は、一定期間、保険に入れないこともあるので注意が必要です。これから子供を作りたいと思った方は、医療保険を検討しておくとよいと思います。
(2)出産場所によって費用は変わる
出産場所には、費用が高い順に、個人産院、総合病院、助産院などがあり、それぞれ特徴が異なります。ここでは費用面を中心にひとつずつ見ていきます。
個人産院にかかる費用の相場は約40~60万円です。
総合病院にかかる費用の相場は35~45万円です。
助産院(自宅出産)にかかる費用の相場は25~40万円となっています。

4.まとめ

子供ができて嬉しい反面、不安な部分も出てくると思います。無事に出産を終えるまでは、パートナーの助けが必要となってきます。だからこそ、夫婦ないし家族総出で出産について詳しく知る機会を作り、安心して子供が産めるように協力すべきかと思います。まずは出産について知識を深め、できるところから始めていきましょう。

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