2015.12.5

生活費っていくらぐらい?我が家は使いすぎ?

1.一般的な家庭の生活費は?

多くの方が、自分の家庭の生活費が隣の家庭と比べて、友達の家庭と比べてどうなのか気になっているかと思います。
よってまずは一般的な家庭の生活費がどの程度なのかを見てみることにします。
(1) 多い?少ない?「¥318,000」
総務省の平成26年度家計調査報告によると2人以上の勤労者世帯の支出は、1カ月平均で「¥318,000」ということです。最も多いのは食費の¥71,000、次いで交通・通信費の¥53,000となっています。
ちなみに年代別で違いがあり、世帯主年齢が20代だと「¥247,000」、30代は「¥273,000」、40代は「¥328,000」、50代になると「¥354,000」と、年代が高くなるにつれて生活費も増えていく傾向にあります。
さて、この金額を見てどうでしょう?
平均よりもすごく使い過ぎてしまっている・・・と落ち込んだあなた。
安心してください。
平均はあくまでも平均であってこれだけで生活費が適切かどうかを判断することはできないのです。
(2)生活費は家庭によって違うのが当たり前
子供が何人いるのか、住んでいる地域がどこなのか、家族の年齢が何歳なのか、収入がいくらなのか等々、家庭によって生活の状況は様々です。
同じ¥200,000の生活費でも、夫婦2人暮らしの家庭であれば使い過ぎかもしれませんし、子供が4人もいる大家族では少なすぎるかもしれません。
その為、他の家庭の生活費は気になるかもしれませんが、それと自分の家庭を比較することはほとんど意味のないことなのです。

2.生活費の基準を決める

では他の家庭との比較が無意味だとしたら、何を基準に使いすぎかどうか判断するのか?
先月の生活費と比較して?それとも何となく?
生活費について考えていく際には、この「基準」を定めることが非常に大切です。
では具体的にどうやって基準を定めるのか見ていきましょう。
(1)人生の三大資金とは
基準を決めるにはまず、「人生の三大資金」を知っておく必要があります。
人生の三大資金とは、生涯で特に大きな金額を要する出費のことで、以下3つです。
「住居費」
⇒住宅の購入で平均的に3,000万~6,000万円程度の費用がかかります。
「教育費」
⇒進路によっても異なりますが、1人につき1,500万円程度の教育費が必要です。
「老後資金」
⇒ゆとりある老後を夫婦で送るため、年金とは別に3,000万円程度の備えが必要といわれています。
それぞれ記載した金額はあくまで一般的な数字です。
各家庭の希望に応じて金額は異なってきますので、まずはあなたの家庭では三大資金がどの程度必要になりそうか、そしてそれは何年後に必要になるのかを試算してみてください。
(2)「逆算」で適切な生活費を知る
あなたの家庭の三大資金が分かったところで、いよいよ適切な生活費を計算します。
その計算方法は「逆算」です。
三大資金⇒貯めるべき金額⇒生活費の順に逆算して導きます。
では具体的な例で見てみましょう。
例えば65歳からの老後資金が3,000万円必要で、現在40歳で月々の世帯収入が50万円の場合。
残り25年間で3,000万円を準備するので、1年間に120万円、1ケ月だと10万円を貯めるということになります。
同様に住居費・教育費を検討した結果、1ヶ月に貯めるべき金額が25万円だったとしましょう。
そうすると収入が50万円ですので、ここから25万円が貯蓄に回り、残った金額が25万円となります。
この25万円がこの家庭の適切な生活費になります。
三大資金以外にも、海外旅行や車の購入など、大きな出費の予定があるのであれば、それも含めて逆算してください。
そうすることでより正確な基準を導くことができます。

3.まとめ

繰り返しになりますが、生活費を考える上で大事なのは「基準を持つこと」です。
基準が分かれば毎月の生活費が使い過ぎなのか、もう少し贅沢して良いのかが分かります。
そしてそれは世間一般との比較では決して導くことができない、各家庭固有のものだということを忘れないでください。
ご自身での試算が難しいようであれば、ぜひプロに相談して、正確な基準をできるだけ早めに知ることをオススメします。

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