2017.6.9

iDeCoの控除制度を使って家計の負担を軽くしよう!

「iDeCoって私に関係あるの?」と、友人の40代女性から相談されました。彼女は会社員で5年前に旦那さんと離婚し、一粒種の女の子を育ててるシングルマザーです。最近よく聞くようになったiDeCoの事で、年金だけでは生活できないだろうけど、多くもらえるならやろうかな。どれくらいもらえるのかな?他にも私がやってメリットあるのかな?という悩みをお持ちでした。私はFPとして彼女の相談に答えました。

1.家計にもお得なiDeCoの控除とは

(1) iDeCoのメリットは控除にあり
iDeCoを簡単に言えば、主婦や公務員も入れるようになった年金積立制度です。確定拠出年金ともいいます。60歳以降年金を受け取る時に、iDeCoで積み立てた分が公的年金に上乗せされるます。
それだけでなく、iDeCoは運用型なので積み立てている以上にお金が増えるかもしれません。
しかし、一番のメリットは控除なのです

(2)どれくらい節税できるの?
具体的に何が控除されるのか。それは、所得税と住民税です。この二つの負担を軽減できたら嬉しいですよね?
彼女の例でどれくらい節税できるか計算してみました。彼女は年収450万で小学生の子供が一人の二人暮らしです。会社員の場合で企業型確定拠出年金や厚生年金基金・確定給付企業年金などの企業年金に加入していると、最高で2万3000円を月々かけられます。
彼女の場合、上限までかけたいとのことだったので、シミュレーションしてみたところ。年間で5万5200円の控除となることがわかりました。
これが20年間続くわけですから、総額で110万もの節税効果期待できるだけでなく、毎年5万5200円のお金が浮くので、娘を旅行に連れて行けると喜んでいました。

2.年金受取時も控除してくれる

(1)いくら貰えて税金はいくらかかるのか
このケースでは会社員、年収450万で毎月2万3000円の掛金でiDeCo運用を行っているとしてシミュレーションした場合、利回り1%の運用なら、総額550万円をかけておよそ610万受け取れることになります。
この運用中に得た利益に対する税金も非課税となります。では、この610万をどうやって受け取るのか。二つ方法があります。年金形式で貰うか、退職金形式で貰うかです。

(2)どっちがお得に受け取れる?
一度に全額を受け取らず分割する場合、年金として受け取る方法があります。彼女のケースでは、国民年金、厚生年金に加えてiDeCoの年金を合わせて3種類貰えるようになり金額が増えるため課税される額も多くなりかねません。

一時金として一括で受け取ると「退職所得」として扱われます。この場合退職所得控除が使えて、勤続年数20年以下の人は[40万×勤続年数]までは非課税で、勤続年数が20年を超える人は[800万+70万×(勤続年数-20)]まで非課税となります。

彼女の場合では控除されるのは40万×20年(iDeCoの加入期間)という計算なので800万まで課税されません。
彼女はiDeCoで610万受け取れるので課税されないことになります。
ただ退職金が会社から出る人は退職金とiDeCoの一時金が合算されるので課税対象になる可能性があります。

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このケースだと彼女が勤続38年で退職するとして、20年を超えるため、2060万まで控除を受けられます。(iDeCoの加入期間より勤続年数が多い場合は勤続年数で計算します)
つまり彼女は2060万-610万で1450万を超える退職金なら所得税、住民税がかかるので注意が必要となります。

先ほど、二つの貰い方といいましたが、年金として60歳から65歳まで月々もらい、65歳に一時金として残りを貰うというような併用型もできます。どの受け取り方がお得になるのかは、働き方、年金の種類、掛金などによって千差万別となるので、自分の場合はどうなのかということを知りたい場合はご相談下さい。

老後の備えはiDeCoだけではありません。さまざまな仕組みを活用してしっかり構築することが大切です。

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