忘れてはいけない老後の生活設計を考えるときのポイントとは?

2018.9.27

忘れてはいけない老後の生活設計を考えるときのポイントとは?

老後の生活設計を考えるときには、まず、自分の「老後生活がいくらかかるのか」「老後の収入はいくらあるか」を踏まえて準備の仕方を考えることが大切です。今回は、老後の生活設計を考える上で、忘れてはいけないポイントについて解説していきます。

1.老後の設計で考えるポイント①

(1)老後の生活っていくらかかるか。
老後の生活費にいくらかかるのでしょうか?調べてみると、一般的にゆとりある老後を過ごすためには月々35万円程度必要といわれています。(図1参照)
35万円という金額を聞いて、皆さんはどのような印象を持たれるでしょうか。
「思っていたより高いな。」「そんなに高くないな。」など、感じ方は人それぞれだと思います。35万円というのはあくまで目安ですので、自分がどんな老後を過ごしたいのか。その生活をするためにはいくらかかるのか。それは10人いれば10通りの考え方が存在します。まずは、自分の思い描くセカンドライフはどれくらいかかるのかをしっかり調べて把握しておくことが大切です。

【図1】老後の生活費について


(2)生活水準をすぐには変えられない
老後の生活設計を考える上で、忘れてはいけないことがあります。それは「生活水準をすぐ変えるのは非常に難しい」ということです。現役時代に収入が多い方にありがちなことですが、特別高価なものを買っているという認識は無くても、日々の生活の中で少しずつ贅沢をしている可能性があります。このような家庭が老後を迎えたら、どんなことが起こるでしょうか?
多くの家庭で収入は現役時代よりも減っていることが予想されます。ですが、そのような状況でも、今まで貯めた貯金と退職金が入れば、すぐに困ることもなく、すぐに生活スタイルを変えることはしないかもしれません。むしろ、働いた時よりも生活にゆとりが出た分、旅行や趣味にお金を使う場面も増えていくかもしれません。しかしそのような生活をずっと続けているとあっという間に老後破産に陥ってしまいます。
そうならないために、しっかり将来のリスクに備えた老後の生活設計を考える必要があります。

2.老後の設計で考えるポイント②

老後の主な収入は年金ですが、年金は職業、加入期間や給与収入などによって受け取れる年金額は変わります。
一般的な会社員の場合、65歳以降の年金の受取額は「国民年金」が月々約6万円、「厚生年金」が約14万円となりますので、月々の年金収入は約20万円になります。(図2参照)
ゆとりある老後生活に必要なお金が月々35万円ですから、毎月15万円を貯金で取り崩さないといけない計算になります。長生きすればするほど負担も増え、貯蓄が減っていくことがわかります。
もう退職金と年金だけで老後安泰という時代ではなくなっています。自分が思い描く老後生活のためにいくら貯めておかないといけないのか今のうちからしっかり考え、年金に頼りすぎない準備の仕方を考えること大切です。公的制度を使って貯めていく方法もありますので、知らないうちに損をしないように日頃から情報収集をしておきましょう。

【図2】老後の生活費について

3.上手な老後の生活設計のために

「病気」「老老介護」「争相続」「老後破産」など今やこれらは社会問題にまでなってきています。少子高齢化が進む日本では、社会保障にかかるお金はますます増加傾向にあります。
これらの問題に対しては国も様々な政策を行っていますが、今のところ抜本的に解決する手段はないのが現状です。このような状況ですので、「自分の身は自分で守る=自助努力」が必須になります。
その準備は早ければ早いに越したことはありません。上手な老後の生活設計には老後に起こりうる様々なお金の問題ついて、学び、正しい行動をすることが必要不可欠です。経験上、お金に関するご相談では、一般的に良いとされているやり方が実はその人には合っていないというケースもよくあります。
まずは、老後の準備の方法から探すのではなく、自分の価値観や将来どうしていきたいかから考え、将来起こりえる様々な問題を想定し、その上で具体的な方法を考える、途中で何かあった場合でも揺らぎにくくなります。具体的にどうしていけばいいのだろうと気になった方は、専門家にアドバイスを聞くのも良いかもしれません。一度相談してはいかかでしょうか。

 

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